21回目のお母さんの日。
今日は、母の日ですね。
外はバケツがひっくり返ったような大雨で少し肌寒い。。
雨がアスファルトに当たって発する匂いが、小さい頃から何故か好きです。
私はいま21歳なので、迎えた『母の日』も21回目になります。
今年は、「洋服」をプレゼントしました。
昔から自分のことより私や、妹のことでばっかりで自分から服を買ったり着飾ったりしない母。
あんまり褒めてくれたりしないしたくさん怒られたけど、娘たちが自分らしくのびのびと生きることに困らないように、しっかり愛をたくさん持って育ててくれました。
私は小さい頃から周りの友達たちに、「変なの。」とか「マイペースだね。」とかそういった言葉をよくかけられました。
みんなと一緒じゃないと不安なことも正直たくさんありました。
それでも、周りと自分が違うことをコンプレックスとして持ち続けることなく21歳まで元気に楽しく生きてこれたのも母の言葉のおかげだと思っています。
そんな大好きな母とも、高校生の頃に大喧嘩をしたことがありました。
高校卒業後の進路を話し合っているとき、自信のなさから芸術大学の受験を諦めようとしていました。
私自身の「挑戦もしないで諦めるのはよくないところだ!」とかひとしきり言い合いをしたあと、ポツンとため息交じりに言った言葉がずっと残っています。
「お母さん、お父さんからもおばあちゃんからも親バカって言われてるで」
滅多に、褒めてくれたりしない母。
よく考えてみると、怒られるのはいつも私がきっと生きづらい道を選ぼうとしているとき。
この言葉を聞いて、私は母にとっての自慢の娘になりたいと思うようになりました。
どうでもいい話も、愚痴も、楽しかった話もなんでも聞いてくれるお母さん。
誰かさんに似て、面と向かって直接「いつもありがとう!」とか「大好き」とか言えない私だけど、来年もしっかり喜んでもらえるプレゼントを用意しよう。
来年は手紙を書いてみようかな。