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「出来ないこと」がその人の魅力になる

こんにちは。
会社員つつおです。

最近何気ないランチの中で、ふと相談を持ち掛けられたことがあったので、その時のことを書いてみます。

とある女性から、「本業以外に新しいことに挑戦してみようと思うが、失敗したらどうしようと考えてしまい、なかなか行動に移せない」と相談されました。

よくよく話を聞いていくと、幼少期や学生時代に勉強が出来なかったことや、何か失敗をすると笑いものにされた経験があり、それ故に何か新しい挑戦をしようとする際に失敗への恐怖が先行してしまうことを話してくれました。

私は彼女と同じ経験をしたわけではないので、彼女が当時感じたことを100%理解するのは難しいです。というか無理です。

でも私自身も何かに挑戦し、失敗してきたり、時には恥をかく経験も数多くしてきた。だからすべては理解出来なくても、少しはその気持ちに寄り添うことは出来ます。

彼女にとって何かヒントになる話が出来ないかな~と頭をグルグルさせていた時に、最近行った講演会で聞いた話を思い出しました。

講演者はクラウン(道化師)として活動されている方で、学生時代に不登校や引きこもりを経験した方でした。

クラウンは1000種類あって、ピエロはそのうちの1つ(豆知識)

その方のお話で印象に残ったのが「サーカスでは出来ないことや失敗が笑いになる」「自分の短所や不得意な事が、芸に変わることがある」という話。

ピエロが最初からミス一つなくジャグリングを行うよりも、何回か失敗して、そんなヘマをするピエロがパフォーマンスを成功させるからこそ観客は惹きつけられるのだと。

私はこの話を聞いて、「出来ないことがその人の魅力にもなる」「出来ない時間があるからこそ、出来たときの喜びが大きくなる」と思いました。

実際に仕事でもプライベートでも、いきなり上手くいったことや出来たことよりも失敗を重ねて出来るようになったことの方が多いです(私は)。

で、成功体験を伝える時には必ず失敗談がウケます(笑)
当時失敗だったことや恥をかいたことが、後々面白さや魅力になっていると感じます。

何かに踏み出すときに、失敗が恐くなる気持ちも分かります。
実際に失敗するかもしれないし、上手くいかない事もあるかもしれません。
だけど、その失敗がこの先のネタにもなるかもしれないし、成功したときには失敗ではなく成功までの過程だったと意味づけ出来るかもしれない。

「失敗や上手く出来なかったことがあっても、その全てがあなたの魅力になるのでは?」

講演会の話を思い出しながら、彼女にそう伝えました。


出来ないことがその人の魅力になる。
私もこの言葉を自分にも言い聞かせて、これからたくさんの失敗をして、もっともっと面白い人生にしたいな。

私が会社員生活で恥をかいた経験⇩






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