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電気けいれん療法を受けた話
数年前、練炭自殺未遂で精神科を受診した私は重度のうつ状態と診断され、翌日に大学病院へ入院。その病院の当時のかかりつけ医は、薬物療法でも十分な効果が得られず、希死念慮も強く迅速で確実な治療が必要と判断し、「修正型電気けいれん療法(m-ECT)」を行うと私に告げました。
修正型電気けいれん療法(m-ECT)とは?
modified electroconvulsive therapy、全身麻酔下で行われる電気けいれん療法で、患者への負担がより軽減された、比較的安全な方法なのだそうです。
m-ECTでは、通電し脳を電気的に刺激することによって脳内にてんかん発作と同じ変化を誘発し、精神的な症状を改善する治療法です。
名作映画「カッコーの巣の上で」に出てくるあのシーンがこれになります。大学の精神医学の授業では、「壊れたテレビを叩いて治す」みたいな感じと教授が言っていたような気がします。
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