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コーエーが用意した戦国時代という箱庭「太閤立志伝5DX」

信長の野望を遊んだ時にオススメされた本作、調べてみるとこっちの方が雰囲気がやや柔らかくて、自分に合っているのでは?と思い遊んでみました。
ちょっとゆるい信長の野望…みたいなイメージで始めましたが当たり前ながら野望シリーズとは全く違うゲームでした。
そんな太閤立志伝ならではの特徴をご紹介します!

使用ハード: Switch(たぶんSteamとかでもやれる)
関連作プレイ歴: なし(強いて言うなら信長の野望戦国立志伝くらい)
プレイ時間:30時間くらいで1.5週(1週はやり方と目標によるけど15~20時間くらい?)

〜だいたいの内容〜
歴史上の偉人になって戦国時代を生き抜こう!
いろんな生き方ができる歴史シミュレーションゲーム

◆太閤立志伝5の特徴◆

特徴①:オープンワールドシミュレーション
まず信長と違うのは武士や城主の他に「商人」「茶人」「鍛冶屋」など武器を持って戦わない職種の生き方が出来るところ、また同じ戦うでも集団VS集団の合戦ではなく1対1の戦いをする「剣豪」など戦以外の手段で戦国時代を生きれるところです。
いつでも転職できるし拠点を移したりもできて本当に自由!
剣豪という職種で始めてもその途中で剣を捨てて茶人になったりもできます。

辻斬りプレイもできるよ!

何かをしようとして止められる事がない、どこへ行こうとしても止められない、フリーシナリオ&オープンワールド且つ戦争パートは苦手…という人も安心ののんびり戦国時代を生きれるシミュレーションゲームなのです!
もしかしてこれ…コーエー版どうぶつの森!?

特徴②:歴史イベントが野望より見れる
信長の野望は基本的に史実破壊するゲームで、まぁ太閤立志伝も余裕で史実破壊できますが、
商人や剣豪など、合戦に参加しないような大名とかと離れた職種で遊ぶとおおまかな日本史は崩れずに時代が進んで行く印象を受けました。
なので日本史イベントが野望よりたくさん見れて勉強になりました。

ゲーム進めてたら起きた事が「ねぇ知ってる!?」って感じで町の人から聞けて、ほんとに戦国時代でただの町民として生きてたら、こういう感じで時代の流れを見つめていたんだなというのが感じられるのが良いですね。
それで今回知った歴史イベントで私が好きなのは足利義輝の話です。

剣豪将軍と呼ばれた彼が散る「永禄の変」。創作かもですが大変かっこいい。
他にもアイテムに当時の事とか書いてあって読むの楽しい!

お市ぃー!

◆とにかく自由なこのゲームで私がやったこと◆

遊び方の一例として私のプレイ記録を簡単に記しておきます。
全然合戦しなかった。

・1週目 柳生宗厳

始めた時にロマサガ2のリメイクが決まりまして…おめでとう記念で石舟斎こと柳生宗厳を選びました。(ロマサガ2にセキシュウサイという名のかっこいいじいさんが出る)
…が、一週目で剣豪はおススメしません。やって思ったけど剣豪は正直フリーター…本当に何してもいいよって感じで投げられるので何したいかわからないままなんとなく日々を過ごしてしまう人になってしまいました。

ふらっと旅行に行ったりする日々

名を遺す剣豪ですから普通に強い人に勝負を挑んで名を上げたりするのと良いのだと思いますが…ただこのゲーム何するゲームなん?と戸惑いながら始めたし、なんか剣豪以外の道もいっぱいあるのがわかって「私が本当にやりたいのって剣の道を究めることなの?」と素直にその道に進めずブラブラしてしまいました。明日から本気出すムーブ。
途中でやっぱり石舟斎だし…と道場などを開いたのですが、開くタイミングが早かった。
選んだ武将によっては一応シナリオがついていて、石舟斎だと上泉信綱に弟子入りしてなんやかんやするイベントがあるのですがこのイベントを終えるまでに道場を開くと正史イベントが途絶えてしまうのを道場開いた後に知りました。

師匠にめちゃくちゃ怒られました

もちろん弟子入りしないifルートを作ってやるぜ!というプレイなら全然良いんですけど歴史イベント見たかった。
まぁその後は道場頑張って盛り上げていろんな人に喧嘩売って剣聖になり、EDの1つである弟子いっぱい取ったよエンドで終了。
私の石舟斎…無刀取りが使えなかったな。

有名になると周りの態度が変わるのが気持ちよかった

・2週目 服部半蔵

やっぱり指令もらえたりする方がいい…指示してもらえるの最高!そして太閤立志伝ならではの職種・忍者をやってみようと半蔵をプレイ開始!
忍者は不定期にくる頭からくる指令をこなすのがお仕事です。
ちなみに任務を放置して抜け忍になることもできます。自由!
半蔵プレイではシナリオをじっくり見れました。
主君である松平独立のイベントから、信長が伊賀衆を攻め百地三太夫を討つまで…。
無知を晒しますが野望やってた時とか「徳川って全然いないがいつ出て来るんだ?」と思ってたんですけど松平が徳川だったんですね。やっと繋がったよ!

それはともかく忍頭になるまでのトピックとしてはまず下忍の給料少なくて副業しないときつかった。
その割に最初はしょっちゅう呼び出し食らうから期間が必要な仕事はなかなか受けづらかった…ブラック企業かな?
中忍になってマシになり、仕事だけじゃなくて趣味を持たなきゃね…と鍛冶屋に通って勉強して自宅に鍛冶場を作りました。
趣味楽し~とやってたら半蔵がある日「嫁欲しい」とつぶやいていて、私は鍛冶やってたら楽しいけどまぁ半蔵さんが言うなら…と嫁を探す事に。

柳生宗厳はスタート時から結婚していたのですが独身スタートの人は結婚もできます!相手は宿屋の娘からお城のお姫様まで!
もしかしてこれ…コーエー版牧場物語?
しかしとりあえず嫁いればいいかと思ってめっちゃ近所の宿屋の娘にアピールしたのですが途中で「この子と半蔵さん合うかな…?」と不安になっていつぞや立ち寄った宿にいたちょっと変わったティアルという娘さんに鞍替え。

同社のゲーム「大航海時代」のキャラらしい。
大航海時代のキャラはティアル意外にも出てきます

最初は「ティアルどの」と呼んでいた半蔵もだんだん惚れてきたのか最終的には呼び方が「ティアルちゃん」に。

真顔でちゃんって言わないでw

そして無事結婚!
その後は鍛冶をしたり任務こなしてたら天正伊賀の乱が起き、忍頭になったところで…満足してコントローラーを置きました。
のし上がるまでが一番おもしろいよね…。
忍者のEDはここから全忍びの里を統一したり全忍術覚えたりいろいろあるっぽいです。

総評

そんなわけで中途半端に終えた太閤立志伝ですが個人の感想としては結局自分は国盗りゲームが好きだから信長の野望の方が好きかもなという印象です。
いや武将でやったら国盗りゲーになるし忍者だって忍びの里統一するのは国盗りなんですけど、これだけいろんな道が用意されているなら野望でできないそっちをやろうという考えになるし、
そして戦しない生き方するとシミュレーションゲーム独特の作業感が若干あるかもです。
とはいえちょっとしか遊んでいないので、別の生き方すると違うのかもだし、「こういう事やってみたいかも!」というワクワクはたくさんしました。
たぶんこれもスルメゲーで慣れてきたらあれこれやりたくなるんだと思います。
進む道が山ほど用意されているのは本作ならではなので、むしろ戦やるぞ!って人より戦国時代で合戦せずに生きて見たいという人におすすめでしょうか!

一旦終えたとはいえ、気が向いたらやってみようと思っているのはあって、オリジナル武将を作って茶人として生きるのと、交易楽しかったから商人プレイの2つです。
皆さんも太閤立志伝で戦国時代にタイムスリップしてみてくださいね〜。

鍛冶は作った武器に名前をつけられます。
阿国と結婚もできるらしい
五右衛門に限らずだけどみんな顔グラ滅茶苦茶良い。
半蔵もだけど本多忠勝とか顔グラ2種類くらいあったりして豪華。
なお五右衛門主人公でやると専用EDがあるようです…ぐつぐつするアレな。

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