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はたらく細胞の映画を観て 〜自分の体と向き合うきっかけに〜
「人間の体の中では、37兆個もの細胞が日々働いている。」
そう聞いて、どれくらいリアルに想像できるでしょうか?
日々、私たちは仕事をし、人と会い、食事をし、眠る。 でも、意識しないところで、体内では膨大な数の細胞が 生命を維持するために働いている のです。
今回、映画『はたらく細胞』を観て、その事実を改めて実感しました。
人間の体の仕組みを細胞の視点から描くことで、「自分の体と向き合う大切さ」を痛感させられる内容でした。
映画の中では、体内の細胞たちがまるで 社会のように役割を持ち、互いに助け合いながら生きている。
「今この瞬間も、自分の体の中では、こんな壮絶な戦いが繰り広げられているのか…!」と驚かされるシーンが何度もありました。
1. 映画『はたらく細胞』のあらすじ
『はたらく細胞』は、人間の体内で働く細胞たちを擬人化し、その働きをわかりやすく描いた作品。
今回の映画版では、白血病との闘い がメインテーマとなっていました。
主人公・日胡(芦田愛菜さん)の体内では、健康的な生活によって細胞たちが元気に働いています。
一方で、彼女の父・茂(阿部サダヲさん)は不摂生な生活を送り、体内の細胞たちは疲弊。
しかし、物語は一転し、日胡が 白血病 を発症。
体内では白血病細胞が増殖し、免疫細胞たちが決死の戦いを繰り広げます。彼女の命を救うために行われるのが 骨髄移植。
移植によって父・茂の細胞が日胡の体内に入り込み、戦いに加わります。
この映画は、単なる医療ドラマではなく、 体の中で細胞たちがいかに健気に働いているか をリアルに感じさせてくれる作品で、いくつもの感動シーンもあり、私も思わず泣いて見る映画になるとは思いもしませんでした・・・
2. 37兆個の細胞が支える「私たち」
この映画を観て改めて思ったのは、 私たちの体は、細胞たちの「チームワーク」によって成り立っている ということです。
人間の体には、なんと約37兆個の細胞 が存在していると言われています。
これは 地球上の全人類を足しても追いつかない ほどの数。
※全人類の数は2024年の最新の推計で約81億1900万人ですから、全く規模が違います。
例えば、普段 「免疫力を上げよう」 と言いますが、その実態は 体内の免疫細胞たちが休まずパトロールを続け、侵入してくるウイルスや細菌と戦ってくれている ということです。
つまり、 私たちが日々健康に生きていられるのは、細胞たちが身を削って働いてくれているおかげ。
そんな「自分の体の働き」を意識すると、自然と 自分の体をもっと大切にしよう という気持ちが湧いてきました。
3. 人の目を気にするよりも、まずは細胞を大切に
映画を観ながら、ふとこんなことを思いました。
「人の目を気にして、他人の評価を気にするよりも、まずは自分の体の細胞を大切にすべきでは?」
SNSの「いいね」の数を気にするよりも、 毎日頑張っている自分の細胞をもっと気にした方がいい のではないでしょうか?
体の中では 毎日、37兆個の細胞たちが生きるために必死に働いている。
それなのに、自分自身が不摂生な生活をしてしまうと、 体内の細胞たちを裏切ること になってしまいます。
そんな風に考えると、 健康管理に対する意識が変わる と思いませんでしょうか?
4. 「見えない自分の体」と向き合う習慣
私は、映画を観た後 「自分の体の変化をしっかり観察しよう」 と思い立ちました。
そこで、毎朝 体重計 に乗り、以下の項目を記録することに。
幸いにも自宅の体重計で
✔ 体重
✔ 基礎代謝
✔ BMI
✔ 体脂肪率
✔ 体年齢
✔ 内臓脂肪レベル
✔ 骨格筋率
の情報が分かります。
そして、ChatGPTにデータを見せながら 「最近の自分の体の変化」 を分析してもらう。
時には 「はたらく細胞風」に、自分の体内の状況を物語風に語ってもらう のも面白いかもしれません。
こうやって 体と対話しながら生きる ことが、健康維持の第一歩なのではと思い立った次第です。
5. まとめ:自分の体と対話することの大切さ
映画『はたらく細胞』は、私たちが 「普段意識していない体の中の世界」 に目を向けるきっかけをくれました。
✅ 自分の体の中では、毎日37兆個もの細胞が働いている
✅ その働きを理解し、大切にすることが健康への第一歩
✅ まずは自分の体との対話を優先する
私たちは 「見える世界」 にとらわれがちですが、
本当に大切なのは 「見えない世界」 で日々戦っている自分の細胞たちなのではないでしょうか?
「自分の体を大切にする」
それは、 37兆個の細胞たちへの感謝の気持ち でもあるのかもしれません。
あなたは、自分の細胞たちの声を聞いていますか?