パッション
こんにちは。"決定機を外す"でお馴染みの平野大地です。一応、理科大のエースナンバー30を背負わせていただいてます。自覚はありませんが、工学部建築学科の新3年になります。今回は自己紹介をテーマにブログを書くとのことです。ちなみに、自己紹介は私の嫌いなものランキング第8位です。
このブログを書くにあたって、自分のサッカー人生を振り返ろうとしましたが、苦い記憶ばかり蘇り、過呼吸になったので詳細に振り返るのをやめました。
私は、単純な人間です。理論を無視して直感で生きてきました。強くなりたい。上手くなりたい。とにかく強い相手に勝ちたい。そう思ってサッカーを続けてきました。その思いには反して、いっぱい負けてきました。サッカーを愛し続けてきたけど、サッカーはなかなか私を愛してくれません。
周囲の人が気づいていたのか気づいていなかったのかは知りませんが、私は周りに比べて身長が小さく、足も遅かったです。過去形で書いたので今はそれなりに大きくなって足が速くなったかと思いきや、全くそんなことはないです。はやく大きくて速い選手になりたいです。
そんなわけで幼い頃から、大きい奴らをパスサッカーで圧倒するスペインに憧れてました。技術を磨きさえすればイニエスタになれると信じてましたが、現実は甘くなかったです。技術と同じかそれ以上に大切なことが沢山あることにだいぶ後に気づいてしまいました。
月日は流れ、気がつけばイニエスタが日本に来ていました。そして私は、二十歳になりました。チーム戦術や個人戦術を学び、意図的な事象を増やせるようになってきました。でも最後はパッションと技術だろ、と心の奥底では思っています。
イニエスタにはなれなくとも、強くて速くて上手いデ・ブライネになる。強い覚悟を決め、私は明日も始発に乗り練習場へ向かいます。