♨️zineを読む「澳門店面〜マカオの店構え〜」
湯船に長時間浸かれないマンの私。
3分くらいで根を上げる雑魚さですが、なんとか湯船に浸かり続ける為、スマホを弄ったり本を読んだり、色々と試行錯誤してきました。
その結果、ZINEを一冊読み終わるくらいの長さが丁度いいことに気付き、手元にあるZINEを一冊ずつ読んでいった読書記録達です。♨️
どうも新村です。
最近寒いこともあり、湯がぬるくなるのも早いので、湯船に割と長い間浸かっていられる感じです(とは言うてもせいぜい5分浸かる→2分休憩、みたいなのを繰り返しているのだが…)
今日はこちらを読みました。
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♨️「澳門店面〜マカオの店構え〜」
著者:tamazo
台湾や団地、建築などのzineを数多く出しておられるtamazoさんの一冊。
熱視線で手に入れました。(たぶん)
マカオには行ったことがないばかりか、そもそもの場所がどの辺なのかよくわかっていなかったのでgooglemapで調べてみました。思ったより南だった。香港の近くなんですね。
zineではマカオの商店を真正面から撮影した写真が1ページ1枚でたっぷり掲載されている。なのでどんどん捲るうちに、まるでマカオの路上を歩いているような気分になってきて楽しい。
誌面上では、店頭の看板やPOPの中国語に注釈や意味が添えてあったり、ポルトガルの植民地でもあったマカオならではの文化にも触れられているのでとてもありがたい。
特に良いなと思ったのは、「かわいいタイル」「トマトは果物」「ゆるやかな坂道」 など、著者ならではの目線で捉えたポイントも添えられていること。
これ大抵の人は海外旅行では気付けないんじゃないかな、と思うような着眼点もあり。海外って、知らない情報が多いのもあって、ついよく目立つものや文字情報に意識が持ってかれがちだと思うんですが、タイルの柄や品揃えの状態などちいさな情報にもしっかり目を向けられていて、tamazoさんの街を見る解像度の高さを感じました。
街歩きや都市観察のプロに街を紹介してもらうような、楽しいzineでした😌
一度マカオにも行ってみたいな〜