♨️zineを読む「散歩なう202308 特集:噴水 ホテル街」

なんとか新居に引越し完了。
前の家より家賃安くて少し綺麗になりました。
とはいえ越してきて初日、風呂場に今まで見たことないサイズの"G"が出現し、「デカすぎんだろ……」と思わず漏れた。一階が飲食店だからかもしれん。これからは虫との闘いになりそうです。Gの出現を恐れつつも湯船に浸かれたので今日も一冊読みます。

タイルが青からピンクになりました。

♨️「散歩なう202308 特集:噴水 ホテル街」
著者 : うさぼん
書肆七味さんで手に入れました。

私の中で噴水といえば泉の広場と扇町公園。
広場の中心にドン!とあって街のランドマーク的な感じというか、待ち合わせや憩いの場として、私たちの折々の記憶の中にしれっと当たり前に登場してくるようなイメージがある。
街中で子どもがビッシャビシャになってはしゃいでるのとか、平和でいいよね。

東日本大震災後の電力不足のために節電意識が高まった頃くらいから、干上がった噴水が増えた印象がある。
高級マンションに記号的に噴水が設置されてる例が近年増えているとの指摘も紙面でありましたが、スペースもお金も掛かる噴水はまさしく余裕のある暮らしの象徴になったと思います。

都市生活者にとっては日常風景の一部である"ラブホ街"
ラブホテルも最近は高級感志向というか、ラグジュアリーなイメージを打ち出す感じが多くなったな〜という体感です。昔みたいな(それこそ都築響一の「ラブホテル」で紹介されるような)エンターテイメント重視のポップなホテルは珍しくなってしまいました。
ビジホとか民泊やってるラブホも増えましたね。時代ですね。

実は味園ビルに入ったことがなかったので中の様子を見れて嬉しい。欄間とか照明とか、バブル期の建築物って細かな部分の造作にオリジナリティーと遊び心があって面白い。
このzineを購入した書肆七味さんのある「あべのベルタ」も照明やちょっとした装飾が可愛くて空気がゆったりしていて好き。現役のバブリーな建築達も息長く残ってほしいな。

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