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森博嗣のS&Mシリーズを読んでいます

 森博嗣を読んでいたら友人に「スカイクロラの人じゃん!面白いよねスカイクロラ」と言われましたが、残念なことにスカイクロラという作品を知りませんでした。
 知らなかったので検索したところ、どっかで見たことあるような絵柄のアニメが出て来ました。確かに、過去の私の記憶に微量だけど残っている。こんなアニメあった。
 ただ、当時学生だった私は避けてしまう絵柄でした。記憶残らなかったのはそれが原因でしょう。(自分、可愛い萌え絵が好きなので)

 そんな私は友人より一足遅れて森博嗣の作品を知りました。学生の頃より読書量が増えた気がする社会人ウン年目。とりあえず有名どころから読んでみようと思い手を出したのが『すべてがFになる』

 著者の森博嗣先生が工学博士だからか、叙述トリックというよりも頭を使わなきゃ解けないようなトリックがあるし、理数系の話題が多い。文系の私ちんぷんかんぷん。(ちんぷんかんぷんって今いいます?……え?言わない?)

 もちろん面白かったです!

 読み終わった時に感じたのは、この作者そんなに賢くない人が読んでも面白くなるように書いてくれてるんだなぁって事でした。
 次への話の持っていき方が上手いんです。
 まさに、ページをめくる手が止まらない。
 トリックは全然解らないのにね、話は面白かったんです。←お馬鹿

 いやぁ、面白かった満足満足。と思ってあとがきを読んだ時に気づきました。

 これ、シリーズものやんけ

 ………まーた、シリーズものに手を出してしまった。東野圭吾の加賀恭一郎シリーズも、綾辻行人の館シリーズも、ホリー・ジャクソンの自由研究には向かない〜から始まるシリーズも途中だっていうのに。ちょっとシリーズもの読むのやめて他の作品に浮気したら、それもシリーズだったと。
 (どんだけシリーズって単語使い回すねん)

 もちろん、シリーズものが悪いわけでは無いのです。そう、思うことは一つだけ。
 積読本が増えるじゃなーい?
 あれにもこれにも手を出すので、一個の作品を追っていくという事がなかなか難しい。実際にシリーズものは貯めていますしね。だけど、ストーリーは面白いですからねぇ……。読まないという選択肢はないのです。

 なのでまぁ、ぶぅぶぅ言いましたが結局は全部読むんです。いくら内容が理系ホイホイであったとしても、自分には理解できない難しいトリックであったとしても(毎回犀川の推理講座よく解らないまま読んでる)やっぱり面白いと思っているから読んじゃうし、追っていくんです。そう読者に思わせてくれるから著者は天才なんだなぁと思うのです。

 最後にこのS&Mシリーズ。いつも、このキャラクターはこんな俳優が合いそうだなぁと思いつつ読んでいます。以下、私の妄想の中で活躍している俳優達を挙げていって今日の記事を終わりにします。

犀川創平→堺雅人
 大河ドラマ『新撰組!』で山南敬助役を演じていた頃の堺雅人が脳内再生されます。
 時々草彅剛や稲垣吾郎にもなります。系統的にはそんな感じです。穏やかぁな感じ。

西之園萌絵→広瀬すず
 文武両道な狐顔美人。気が強い一面もあるが裏表のない素直な性格。上品にも振る舞えて世渡り上手な彼女。
 上記のような雰囲気を出せて、ショートカットの似合う美人を考えるとこの女優さんが浮かびます。

西之園捷輔→石坂浩二or佐藤浩市
 鉤鼻で日本人離れした顔が私の知っている俳優陣にいなかった……。
 萌絵に対する優しく柔らかな雰囲気を持っていて、県警の本部長という座にいてもおかしくなさそうな顔の俳優は……と、考えて出てきた2人です。ただ、前者の方はドラマ『相棒』色が強いので、佐藤浩市かなぁ……。

諏訪野→柄本明
 上品さと知性さを兼ね備えていて、かつ自分の立場を弁えていつも物静かに脇役に徹している執事。知っている高齢俳優ではこの人の顔が思いうかびました。

国枝桃子→斎賀みつき
 ここにきて声優が出てきたんですが、もう何でもありです。なんなら斎賀さんならば今からでも俳優としてドラマ出演いけます(圧
 死んでもスカート履かない、無表情、女か男か分からない中性的な人……うん。この人が適任だったんですよね。喋り方も男性のような低い声で話しそう。そして斎賀さんはそれが出来そう。

真賀田四季→不明
 不明です。冷たい顔した色白の中性的な美人……。妖艶な雰囲気を醸し出していて、天才ゆえにいつも何かを見透かしているような……。そんな俳優は思いつかなかったです。
 顔の系統としては中島美嘉、鬼束ちひろ、松井冬子辺りだとは思うんですけど……。
 ちなみに今あげた人達は歌手、歌手、日本画家です。中島美嘉だけ歌手兼俳優。

 その他、金子勇ニ→清原翔、儀同世津子→安達祐実、喜多北斗→反町隆史(GTO時代)をはめてみました。最後の方はやっつけです。
 異論は全然受け入れます。そもそも年齢からして違うのでタイムふろしきとか使わない限り現実になりませぬ。

 まだ『詩的私的ジャック』を読んでいる途中なのでこれからの展開が楽しみです。

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