故人だけを思い続けなければいけないのか

私は再婚の予定はありません。
これから恋をしたいとか、他の人と余生を一緒に過ごしたいとか。それは夫と過ごしたかったことなので、どうにもならないとなると苦しくて考えられないのです。

でも、いつか心変わりしてご縁があったら。


再婚について言われたとき、あまり受け止められなくて「死別 再婚」とネット検索してしまいました。

再婚して幸せになれたのか。
どうして再婚したいと思ったのか。
選択を後悔しなかったのか。

意見や経験談が知りたかったのです。


新たな一歩を踏み出して幸せになった方もいれば、「配偶者や親族に申し訳ない」「世間体が悪いからと周りに受け入れてもらえないのではないか」などと、不安を抱えている方もいらっしゃいました。

再婚したから配偶者を愛してなかったという証明にはならず、配偶者にも新しい恋人にもそれぞれ愛情があるのに。

遺された遺族はずっと配偶者だけを思い続け、また誰かと共に生きる幸せを掴んではいけないのでしょうか。


期間が短いと、不倫の疑いや故人が可哀想だと軽蔑する人がいて。

ずっと一人だと「故人に囚われるのはよくないよ」と言われて。

再婚する・しない、適切な時期の正解なんてないのでしょう。


選択肢が目の前にあったとき、自分が選んだことを正解にしていくしかないのだと思います。

ほかの人が選んだ選択肢も、先入観に囚われず尊重できるようにしたいですね。