路上のソリスト(2009)
目次
1.本当に大まかなあらすじ
この作品は実話にもとづいた物語です。新聞記者と路上生活を余儀なくされているホームレスの数奇な出会いから関係の発展、破綻、人との関わり方を考えさせてくれる濃厚な内容になっています。
2.偏見と差別
映画の中では、明らかな差別と偏見があります。新聞記者のスティーブ・ロペスがホームレスのナサニエルに接近したきっかけは、自己の利益のためでしたが、ロペスの考えは少しずつ変化していきました。
ナサニエルにロペスがコンタクトをとった映画の序盤は明らかな偏見がありました。
映画の中で治安の悪いダウンタウンも出てきます。貧富の差がリアルに、かいま見える所も見所ですよ✨
3.ナサニエルの精神疾患
ナサニエルは、はっきりとは診断されていませんが、精神を病んでいます。映画を見ると解ると思うので、ぜひ観てみてください😌
4.ナサニエルの才能
ナサニエルは体が身震いするほど、チェロやバイオリン🎻の演奏が上手なんです。
プロ レベルですね🎵
内容があまりすぅ~っと入ってこない方は、この演奏を聴くだけでもお得な感じがしますよ~✨
5.ナサニエルとロペスの関係の変化:第1段階
まあ、紆余曲折があって2人は仲良くなるのですが、その過程がまた見逃せない❗
だんだん観たくなってきていませんか?
いい映画ですよ〰️🤭
6.ナサニエルとロペスの関係の変化:第2段階
良好だった二人の関係の中で、ナサニエルの環境か変化して、事件が起こります。
このシーンも観て感じてほしい😌
ここも見逃せないシーンです🙌
ここも見逃せないシーンです🙌
2回も叫んでしまいました。すみません😌。見所満載なんです❗
7.変わるものと変わらないもの
人間関係って関わりをもつ以上、色々なことが身近な所でもありますよね。
よかれと思って発言したり、世話を焼いたり…
でも相手はそうは思っていなかったり…
ナサニエルとロペスにもそんな時期がありました。
8.精神医療とは何か
ナサニエルは精神を患っていると思いますが、治療の場は病院だけではないということも、この映画は教えてくれます。
日本社会でも実現できる機会や場が多くなるとよいなと思います🙂。(まだまだ難しいのが現実ですが…)
精神を患った人の生きにくさや孤独も見えてきますが、人と人との関わりで安心や安全が得られるんだなとも感じました。
9.最期に 作品を観られる方へ
様々な偏見や差別はなくなりませんが、少しでも人が人に手を差しのべ、互いにぶつかっても、模索しながら
一人一人が生きやすい環境や心地よい居場所があれば良いなと思います。
そんな世の中で生きていきたいものです。
人が人と関わることの意味や関わりすぎず、適度な距離をとることの重要性も教えてくれた大好きな映画です✨
素晴らしい作品に感謝し、締めくくらせてもらいます。
ここまで記事を読んでくださりありがとうございました。
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