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感情と記憶に踊らされるとき

何かを考えようとしたり、何かをやろうとしているとき、
気づけば別のことを考えてしまっていることがある。

集中している感じがなく、
自分の思考が浮わついている感じ。

この時に考えていることは、
何かしらの感情が印象付けられた記憶について、
考えていることが多い。


あるいは、
妙に落ち着いて、
全体像が常に頭につくられていながら、
思考を進めていることもある。

この時は浮わついている感じはなく、
集中している感じ。

この時に考えていることは、
「記憶の回想」ではなく「情報の体系化」や「新情報の構築」
といったことが多い。


両者の違いについて、
示唆的な比喩を書き出してみる。

〜〜〜〜〜

自分を見れないときと、
自分を見れるとき。

のめり込んでいるときと、
一歩引いているとき。

世界の中に入り込むときと、
世界を外から眺めるとき。

勝手に入り込んでしまうときと、
意識的に入らないとき。

流されることと、
流れること。

〜〜〜〜〜

前者の状態のとき、
消耗しやすい。

後者の状態のとき、
心地よい。

たとえば自分の感情と記憶に踊らされていると感じるときは、
前者の状態である。


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