番外編#5 ハロー!プロジェクト スペシャルユニット

高木ブーとモーニング娘。・ココナッツ娘。・藤本美貴・石井リカ

　ザ・ドリフターズの高木ブーとモーニング娘。を中心としたスペシャルユニット。モーニング娘。の数々のヒット曲をハワイアンにアレンジした「モーニング娘。シングルメドレー 〜ハワイアン〜」が話題に。後にアルバムもリリースされた。

ごまっとう

　ソロアイドルとして活動していた後藤真希・松浦亜弥・藤本美貴によるスペシャルユニット。90年代に世界を席巻したTLCを彷彿とさせるユニット名と楽曲・ビジュアルが話題に。

五木・孝雄+ハロー!プロジェクト聖歌隊。

　演歌界の大御所・五木ひろしと堀内孝雄、ハロー!プロジェクト選抜メンバー19人によるスペシャルユニット。阿久悠が作詞提供を行なった「愛のメリークリスマス」は第44回 日本レコード大賞において企画賞を受賞した。フロントメンバーは安倍なつみ・保田圭・後藤真希・松浦亜弥が務めており、他のメンバーはコーラスのみ参加している。

おけいさんと安倍なつみ（モーニング娘。）

　フォークユニット・六文銭の元メンバーの四角佳子（おけいさん）と安倍なつみによるコラボユニット。作詞はつんく、作曲は小室等が手がける共同プロデュースで「母と娘のデュエットソング」をリリースした。

ZYX

　矢口真里とハロー!プロジェクト・キッズによるユニット。コンセプトは「絶対（Z）夢を（Y）倍に（X）」。ハロプロキッズのメンバーは非公開で行われたレコーディング審査によって5人が選抜された。Berryz工房の結成で1年にも満たない活動ではあったが、現在でもコンサート・イベント等で歌い継がれることが多く、音楽面においても高く評価されている。

ROMANS

　深夜帯ミニ番組『セクシー女塾』から誕生したセクシーユニット。リーダーを務めた矢口真里は一時的にモーニング娘。、11WATER（シャッフルユニット）、ZYXを含めた4つのユニットを掛け持ちすることになった。番組終了と同時に事実上の活動停止となったが、結成から5年後のハロー!プロジェクトのコンサートで一時復活を果たした。

あぁ!

　日本の音楽史上初となる（？）メンバー全員が平成生まれのユニット。デビュー当時の平均年齢が11歳であったことが話題に。Berryz工房の結成で事実上の活動停止となったが、現在でもコンサート・イベント等で歌い継がれることが多く、後にメンバー全員がそれぞれのグループでメインボーカルを務めていたことからレジェンドユニットと呼ばれるようになった。

後浦なつみ

　ソロアイドルとして活動していた安倍なつみ・後藤真希・松浦亜弥によるスペシャルユニット。楽曲・ビジュアルともに戦隊をイメージしていたため音楽番組では特捜戦隊デカレンジャーとコラボすることもあった。スペシャルユニットとしては異例のコンサートツアー（事実上の対バンライブ）も行われた。

DEF.DIVA

　安倍なつみ・後藤真希・松浦亜弥・石川梨華によるスペシャルユニット。「好きすぎて バカみたい」はハロー!プロジェクトのシングル作品において2003年にリリースされたモーニング娘。の「AS FOR ONE DAY」以来となる約2年半ぶりの首位を獲得し、数多くの音楽番組に出演した。その後も東北楽天ゴールデンイーグルスの公式応援歌やバレーボール世界選手権でハロー!プロジェクトの一員としてオフィシャルサポーターを務めるなど多方面で活躍した。

ともいき・木を植えたい

　NPO団体の植樹運動「HAND IN HAND」の応援団として結成されたハロプロエッグ内ユニット。結成時は有原栞菜（元°C-ute）や前田憂佳（元スマイレージ）などが在籍していた。

GAM

　松浦亜弥・藤本美貴によるスペシャルユニット。デビュー曲「Thanks!」は映画『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』の主題歌。スペシャルユニットでありながらオリジナルアルバムのリリースやコンサートツアー、ハワイFCツアーが展開された。

モーニング娘。誕生10年記念隊

　モーニング娘。の誕生10周年を記念して当時の現役メンバー及び卒業生から5人を選抜したスペシャルユニット。「僕らが生きる MY ASIA」はシルク・ド・ソレイユ「ドラリオン」のイメージソングに抜擢され、スペシャルサポーターにも就任した。後藤真希は日中国交正常化35周年を記念したライブイベントにソロ歌手として出演したことがきっかけで中国・温家宝首相（当時）が来日した際の歓迎夕食会に招待され、総理官邸で同楽曲をソロバージョンで披露した。

里田まい with 藤岡藤巻

　里田まいと元まりちゃんズの藤岡藤巻によるコラボユニット。プロモーション活動を一切行なっていなかったためセールスは振るわなかったが、リリース直後に里田まいはバラエティ番組、藤岡藤巻は宮崎駿が監督を務めたアニメ映画『崖の上のポニョ』の主題歌でブレイクを果たし、3年後にリベンジとしてリメイク版がリリースされたが、さらにセールスが下回るという結果となった。

安倍なつみ＆矢島舞美（°C-ute）

　KANプロデュースの年齢差をコンセプトとしたユニット。「16歳の恋なんて」はファン投票によって決定され、候補曲「私の恋人なのに」はカップリングとして収録された。

High-King

　モーニング娘。と宝塚歌劇団のコラボレーションによるミュージカル『シンデレラ the ミュージカル』を応援するために結成されたスペシャルユニット。ハロー!プロジェクトの各グループのリーダーを中心に選抜され、上演終了後もコンサートで活動を継続していた。