日本レコード大賞について
年末の風物詩として知られている『日本レコード大賞』は1959年から放送を開始。スポーツ紙を含む各新聞社が中心となってその年の大賞を決定しており、毎年どのアーティストが日本レコード大賞を受賞するか注目を集めている。1970年代〜1980年代が最盛期といわれているが、近年はレコード会社や所属事務所の力で受賞が決定しているとの声があり、一部のアーティストが出演を辞退するケースも少なくない。
第40回(1998年)
最優秀新人賞:モーニング娘。「抱いてHOLD ON ME!」
作詩賞:荒木とよひさ「カラスの女房」(中澤裕子)
第41回(1999年)
優秀作品賞:モーニング娘。「LOVEマシーン」
新人賞:太陽とシスコムーン「ガタメキラ」
作曲賞:つんく「LOVEマシーン」(モーニング娘。)
新人賞を受賞した太陽とシスコムーンは、小湊美和が一時離脱していたため3人での披露となった。
第42回(2000年)
優秀作品賞:モーニング娘。「恋のダンスサイト」
特別賞:モーニング娘。
編曲賞:ダンス☆マン「恋のダンスサイト」(モーニング娘。)など
特別賞では「ハッピーサマーウェディング」、「乙女 パスタに感動」(タンポポ)、「青春時代1.2.3!」(プッチモニ)、「I WISH」の4曲をメドレー形式で披露した。
第43回(2001年)
モーニング娘。は選考対象期間にリリースされた「恋愛レボリューション21」や「ザ☆ピ〜ス!」、「Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜」がヒットしたが、年明けのハロー!プロジェクトのコンサートのリハーサルやレギュラー番組の収録など年末のスケジュールの調整が難しいことを理由に辞退することとなり、最優秀新人賞の有力候補にも挙がっていた松浦亜弥の名前も消えることとなった。
第44回(2002年)
特別賞:Hello!Project
企画賞:五木・孝雄+ハロー!プロジェクト聖歌隊。「愛のメリークリスマス」
特別賞としてHello!Projectが選出され、歌披露前は総合プロデューサーのつんく、中澤裕子、後藤真希がトーク部分に出演した。その後はモーニング娘。が「ここにいるぜぇ!」、Hello!Projectの選抜メンバー(モーニング娘。、稲葉貴子、ココナッツ娘。、カントリー娘。、メロン記念日、前田有紀)でモーニング娘。の「ふるさと」と童謡「故郷」をメドレー形式で披露した。
企画賞には演歌の大御所である五木ひろし・堀内孝雄とハロー!プロジェクトの選抜メンバーでコラボした「愛のメリークリスマス」が選出された。
第49回(2007年)
最優秀新人賞:℃-ute「都会っ子 純情」
最優秀新人賞の獲得は1998年のモーニング娘。以来9年ぶり。発表時間は21時を過ぎていたため代理としてプロデューサーのつんくが賞を受け取った。
第50回(2008年)
優秀作品賞:℃-ute「江戸の手毬唄II」
°C-uteと同じ事務所だった五木ひろしの競作としてリリースされた。
第52回(2010年)
最優秀新人賞:スマイレージ「夢見る 15歳」
企画賞:稲垣潤一「男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES-」
最優秀新人賞の獲得は2007年の°C-ute以来3年ぶり。企画賞には松浦亜弥が参加した稲垣潤一のアルバム「男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES-」が選出された。
第55回(2013年)
新人賞:Juice=Juice「イジワルしないで 抱きしめてよ」
最優秀新人賞を逃したのは1999年の太陽とシスコムーン以来13年ぶり。
第56回(2014年)
企画賞:安倍なつみ「光へ -classical&crossover-」
第57回(2015年)
最優秀新人賞:こぶしファクトリー「ドスコイ!ケンキョにダイタン」
最優秀新人賞の獲得は2010年のスマイレージ以来5年ぶり。
第59回(2017年)
最優秀新人賞:つばきファクトリー「就活センセーション」
最優秀新人賞の獲得は2015年のこぶしファクトリー以来2年ぶり。
第61回(2019年)
最優秀新人賞:BEYOOOOONDS「眼鏡の男の子」
最優秀新人賞の獲得は2017年のつばきファクトリー以来2年ぶり。
第64回(2022年)
新人賞:OCHA NORMA「恋のクラウチングスタート」
最優秀新人賞を逃したのは2013年のJuice=Juice以来9年ぶり。