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Venue101の話

 今月は何度か三連休を挟んだが、特にこれといった遠出することもなくアイドルにうつつを抜かすようにYouTubeやSNSを楽しんでいた。今は現場に行かなくても自宅にいながらアイドル鑑賞を楽しむことができて最高の環境だなと思った。

 そんな先週末はTREASUREと高橋愛の従兄弟が在籍しているNCT WISHが出演していたNHKの音楽番組『Venue101』を見ていた。今やK-Popアイドルの登竜門的番組になりつつあり、時間帯は23時と遅めではあるが、生放送ならではの緊張感もあって楽しい。ゲスト枠は3~4枠と固定されており、その枠を巡ってはレコード会社をめぐって激化しているようだ(勝手な個人的見解)。モーニング娘。も2022年にリリースされた「Chu Chu 僕らの未来」のプロモーション時に出演した経験があるが、なんとか常連ゲストになってほしいと思う。

 筆者は両グループともに「日本人がいる」「TREASUREがYG所属」「NCT WISHは愛ちゃんの従兄弟がいて、日本人が多く在籍している」くらいの知識しかないため楽曲はあまり詳しくない。TREASUREが披露した「B.O.M.B -JP Ver.-」は、J-Popに寄せているのかと思うくらいK-Popっぽくなくて逆に新鮮だった。YGはヒップホップ色が強くてゴリゴリのアッパーダンスチューンを歌っているというイメージがあるが、今回はあえて競合グループから避けて、あの仕上がりになったのだろうか。既に東京ドームも経験しているとのことで今後の音楽性に注目してみたいと思った。NCT WISHはデビュー直後とあって非常にフレッシュで、今の10代にしか出せないエネルギッシュなダンスが印象的だった。個人的にはNCT DREAMの「Glitch Mode」を彷彿とさせるような冒頭のラップ部分(?)が好き。

 唯一、顔と名前が一致する愛ちゃんの従兄弟のリクは、2021年に愛ちゃんがプロデュースするコスメブランドのモデルを務めた際は緊張のせいか口数も少なく、表情も強張っていたが、今回の放送ではトーク部分でメンバーを咄嗟にフォローしたりとリーダーシップを発揮していて意外に思った。まだ20歳とのことで今後が非常に楽しみだ。

 そして、今週の『Venue101』は、ATEEZエイティーズにLDHのTHE RAMPAGEランペイジ、SEVENTEENの弟分のTWSトゥアス、King & Princeの元メンバーで結成されたNumber_iナンバーアイとボーイズグループ戦国時代を象徴とさせるようなラインナップになっている。中でもNumber_iはテレビ初出演で、デビュー曲「GOAT」は再生回数が既に3,500万回超えと注目が集まっていて、放送前からSNSで非常に盛り上がっている。筆者もアイドルからアーティストになる瞬間をリアルタイムで見届けたいと思う。

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