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台風の渦を見ると人間は蟻(アリ)ではないか?と思うんだ…


例えば、実家には広い庭があった。

花壇の綺麗な花にホースで水を撒く。暑い日は庭全体にたっぷり撒く。

庭にあるいくつかのアリの巣。

アリの巣の中まで水が入る。巣が濡れなくても水溜りでアリが溺れる。水溜りから逃れたアリもいれば、そのまま溺れ死ぬアリもいる。

そんなことに気にかけず、水を撒く。水を撒くのは父だ。私だ。ただの人間だ。


大きな台風がやってくる。人間には止められない。動きを予測して備えることしか出来ない大きな台風がくる。

広い宇宙の、小さな地球の、小さな日本の近くに発生した、ただのいち台風だ。でも小さな人間からしたら脅威なのだ。


もしかしたら、人間(地球人)がまだ知らない何者かが、水を撒いているだけかもしれない。

昨日の雨は、何者かが撒いた水の一部かもしれない。私は運良く溺れなかったアリではないのか?

いや、花壇に撒いた流れてきた水ではなく、意図的に巣に撒かれた水かもしれない。
いや、水ではなく、除草剤かもしれない。殺虫剤かもしれない。


たまに、俯瞰で見すぎてそんなことを考える。

世の中、自然発生する雲や水の渦だけではなく、たくさんの渦がある。

経済の渦、権力や金の渦、競争の渦、流行の渦、価値観の渦、大小様々な渦。

目に見えないから台風より脅威だ。
誰かが意図的に発生させているかもしれない。


渦に巻き込まれ命を落とさないようにしたい。
命を守る行動を。





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