feeling drawing#15
来週9月6日(月)から始まります「罪な香り」展
参加する作品に帽子のを被った人を再び出します。
制作を再開して間もない時から時々描く人物です。これはゴリゴリにゴシックに偏った作品で、古くは学生の頃に小説を描こうとして概略を書いていたものです。その頃の知識としてはマンガとゴシックバンドの歌詞と音の知識のみで内容はいまだに覚えていますが稚拙な所もあったなと懐かしく思います。
すれ違う男女の話で数千年続き輪廻転生の物語・・簡単に言うとそんな話。
愛した者の魂に近づこうとすると彼女は転生してしまい永劫未来探し続ける、輪廻を彷徨うモノの話。
小説を書く前に漫画の投稿もしていて、その頃から何かを探し失う話ばかり作っていたのでそれが今現在もこうして作品に出てくるという事は、何か因果関係があるのでしょうか?
今わっかってしまったら描く事を辞めてしまうので頭の隅に置いておきます。
「残り香」2019年 410×318㎜
インク・紅茶・アクリル・水彩・ケント紙・木製パネル
*画像の無断転載禁止
「passion」2019年 273×160㎜ *個人蔵・画像の無断転載禁止
インク・紅茶・アクリル・水彩・ケント紙・木製パネル
「Qの慈愛」「Kの孤独」
それぞれ227×158㎜
インク・紅茶・アクリル・水彩・ケント紙
*画像の無断転載禁止
「駒鳥」333×190㎜
インク・紅茶・アクリル・水彩・ケント紙
*画像の無断転載禁止
「無題」
インク・紅茶・ケント紙
*画像の無断転載禁止
「無題」257×364㎜
インク・紅茶・アクリル・ケント紙
*画像の無断転載禁止
年代が不明なのは2013年の展示参加活動を再開した時に描いたものと、基本紅茶やアクリルを使用した時は紙が歪んだり絵の具の重さに耐えられる亀裂が入るかもしれないのでパネルに貼って描いています。「パネル記載」が無いのは剥がしていて亀裂が入らないように平で保存してあります(丸めたりすると絵の具によって亀裂が入るので)
年数で並べて小説を書こうと思った時期もありますが、説明しすぎて世界観や印象を固定したくないのと「言葉」や「文章」で書いてしまうと「描いた印象」とずれるのが嫌で辞めました。
時より詩を添えているので良ければ合わせて想像してみてください。
今回は過去に出した「INSOMNIA」と新作とを出します。
*INSOMNIAの記事はこちら
話を作るのは今でも好きですが、年を経て自分のこれまでの事や感情を感覚で素直にとらえてみて形として残しておきたいとも最近思うので
「帽子の人」は小説脳
「木々」は感情脳
と自分では分けています。
会期中に新しく描いたものの話を書きたいと思うので宜しくお願いいたします。
ウェブショップを再開いたしました。
宜しければサポートお願いします。いただいたサポートは画材購入や展示準備など制作活動に使わしていただきます!