「子守唄を聴きながら」折り返し本日から
gallery hydrangea企画公募展「子守唄を聴きながら」
二日間の休みを経て本日より後半に開催になります。
私事ですが、展示が二つ重なった事とこのご時世皆さんもそうだと思いますが・・プライベートでメンタルがガタガタだったので情けない事に「描き終えてよかった」と半分燃え尽き症候群の様に放心状態でした。
下書きはあるのですが日々起こる事で構図が気持ちが変わるように変化してしまうので、描き始めの気持ちを保つのは結構大変な事でした。色々な思いが重なり合い出来上がった構図・・なにか乗り越えなくてはいけないときはどれだけ疲弊していても驚く程に気力がみなぎっているものです。あともう少しで描きあがるという時に、気力がバッサリと刈り取られる出来事があると・・もうどうしようもありません。
「浮かんで描こうと思ったからには最後まで描き切る」
いつも心に刻んでいる言葉です。
これは持論なのですが、とあるイメージ・・例えば「花を使った心象風景を描く」という事が浮かんだとします。しかし、その発想は私自身ではなく世の中に何人も浮かんでいる、それを表現するのは絵でも物語でもダンスでも音楽でも表現手段は多岐にわたりますが「心象風景を描く」というイメージが浮かんだその習慣を機会が与えられたんだと最近思う事があるのです。
その時に表現しなくてもいいけれど、もうそのイメージは発想は二度と自分には現れない。
後で「この表現を自分も浮かんだんだ!」と言っても形になっていないのであれば、言葉という記号だけが残る。
能書きを言いましたが、作品は描くのも見るのも
「一合一会」
その時を大事にして真摯に向き合う事が大事だと思うのです。
今、個人的に燃え尽きてほぼ燃えカス状態ですが出展した作品に後悔はありません。そして、現在なんとなくボヤーっと朧げにイメージが浮かんでいるのでもう少しで気力が再び芽吹いてくれるのではないのかとスケッチやイメージボードを書いています。
出展作品の「トモシビ」は今の私の希望を表している様に見えます。
「トモシビ」2020年
インク・ケント紙
額外寸:320×260㎜
絵は時に自分の探している「言葉」や「気持ち」や「過去の温かい思い出」などほうふつさせます。絵を見る事で想像し自己を発掘すろ作業がとても好きです。
「子守唄を聞きながら」過去記事
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