気質の波と同調の妙
こんばんは、卯月螢です。
絵や詩や文章を描いて制作しています。
昨夜のToru Nogawaさんの作品の感想につてご本人からもお声を頂き
ご反応もありました。有難うございます。
絵を描くのが好きですが、絵を見るのも好きなので
良い作品を見ると高揚しますね。
まあ、今日もそうなんですけども悪い癖で同じぐらい自己否定をするのですが・・ひとしきり自己作品の悪い所を探してしまうモードに入ってしまいます。
これも気質のせいで形成された性格なので仕方ありませんが
波が激しくて疲れます。
今日は雨があったのでそのせいもあるかもしれません。
他人が泣いていると一緒に泣いてしまう
誰かが怒られていると自分も怒られているような気になる
些細な事で人の変化に気付く
など、疲れる事ばかりですが
唯一、この気質で良かったと思う事は良い作品を見たり聴いたりしてその作品の良い所を見つけて作品の世界に没頭できるところだと思います。
音楽などでは音の変化やボーカルの抑揚や詩の世界で
朗読劇などは演者の感情に同調したり
絵は細かい色使いに小道具や人物の表情
抽象画などでは色の滲み具合など筆使いで制作者の意図する事を言葉なく感じたり、五感が洗われるような気がしてとても好きですね。
でも、これを他人に話しても理解されずらい・・
あまりそのような感覚を理解されない時代に生まれて
変わった子供として生活してきたので、否定されることが多かったのでどうも自己肯定が出来ずらい。
必ず楽しい気分になったとは自己否定をしてしまいます。
制作中も、作品の世界に没頭して満足して仕上げても展示中に自己批判をしてしまう難儀な性格です。
展示参加する事は良い作品が見れて自己分析もできると思えばプラマイゼロかなと思うようにしています。
感覚で思いついた映像を直ぐに形に出来ればよいのですが
まだ技量が追い付かず、日々反省の制作です。
作品の反応を頂けたりすると、頑張ろうと思います。
今回の作品も花が散る感覚、命が解ける感覚を表現したかったのですが
ほかに出来なかったかと会期中よく考えます。
でも、今の出来る事を出し切ったので今回に作品につては満足しています。
自己否定で思いついたことは次に生かそうと思っています。
会期は明日で終了ですね。
寂しいものです。
詩画集