とある夜に
虹の名を持つキャンドルだった。
灯して数日、パウル・クレー
ここ最近は、太陽の塔
そして、今日はガウディの印象。
キャンドルは、日々変化する。
確か、アントニ・ガウディのサクラダ・ファミリアも日々変化している。何かで見たけれど、あの塔の模型が面白い。逆さづり模型と考え方。
美しいものは構造的に安定している
構造は自然から学ばなくてはならない
自然は日々変わる
枝も日々くねりながら伸びていく
歪に見えても根本から折れることはない
キャンドルも溶け方が歪になることがあるが折れることはない、折れるときは他者が手を加えた時だ。
虹色に溢れる一日を過ごし、翌日には黒雲に覆い隠される。
それは自分の考え次第かもしれないが、考えを変えられない時もある。
変わらない日常、平穏な日々。
何も無い日常がとても難しく尊いものであると・・振り返るとある夜の脈略の無い思考の風景。
幾色の音に触れ
太陽に明るさを憶えている
不意の転落
足場の不確かさを嘆いた夜
風の音を聞き 暗闇に目を凝らす
無くしたのは細やかな自信
自己はここにある
心に灯る一筋の炎
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