月と海月
月を見るのは好きである。
昔に読んだ話で「満月は別世界の穴でそこからものを捨てているんだ」みたいな話だったと思う。色々捨てられたら困るけれど、別空間につながるワープホールと思うと気分も晴れたりする。
光の奥に見える浮遊感
静かな闇夜に浮かぶ月
炎に揺られ 照らされて
漂い海の
月夜の海月
球体のキャンドル。
真上から写すと月の様に見えて、燃え尽きる寸前は海月に様に透きとおり炎の加減で揺れている海月にも見える。
見える訳が無いと否定するのも良い。
しかし、人の常識など砂漠の砂に等しく観察者によって見え方は変わるもの。
思考を自由にしてみると、見えなかったものが見えるかもしれない。
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