制作日記:季節を偲ぶ
「偲ぶ」とは、過去の思い出や人や場所を懐かしく思う事。
偲ぶ思いはあるが、懐かしく楽しい思い出ほど記憶からいなくなるのが早い。思えば、悲しく辛い思い出ほど記憶に残るものだと嘆いた事がある。
数年前に「絵を制作」する事以外、諦めた事がある。それぐらい覚悟を決めなくては、逃げてしまうほどに受け入れがたい現実。何があろうと、最後に決めたのは自分自身である。
しかし、そんなには強くはない。誰かのせいにしないと、やるせなく生きていけない事もある。私の「偲ぶ」の思い出の一つ。
悲しい記憶ほど向き合い振り返ってみれば、泣けるほどに温かい思いがある事に最近気がついた。
過去を慈しむ。時々の季節の中で、かの人達を思う。2023年11月3日完成す。宜しければサポートお願いします。いただいたサポートは画材購入や展示準備など制作活動に使わしていただきます！