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児童理解で気を付けていること

【はじめに】

本日もお疲れ様でした。
長かった夏休みも明け、本格的に学校が始まった。子どもたちもこの夏で一回りも二回りも成長している姿が見られ、嬉しくなる今日この頃。

「児童理解」は教師という仕事をしていく上でいつまでも悩ませるテーマだ。自分も日々子どもたちと接している時に常に大切にしていることをあなたに伝わるとうれしい。

【結論】

①どんなことが好きなのか。どんなことが苦手なのか。何に楽しさを覚え、やりがいを感じるのか授業と授業外で観察する

②どのような叱られ方を望んでいるのか。全体指導で観察する

③一人の人として接する。決して「子どもだから」と決めつけない

【解説】

①について
恋愛に似ている。自分が好意を持つ相手がいる場合、相手がどのような好みがあるのか知ろうとする。それと同じだ。何について好き嫌いがあるのか、得意不得意があるのかを知ることから児童理解は始まる。まずはとにかく知ること。みたり聞いたりしてその子を知る努力をする。

②について
意外かと思うが、子どもが信頼する教師の条件として悪いことをしたらちゃんと叱ってくれることが上位にある。叱ると怒るを履き違えて指導をしてしまうのはダメだ。
しかし、子どもは「ダメなものはダメだと、しっかりと叱ることができる先生かどうか」みている。ここがしっかりできない人は信頼してくれない。信頼してくれないと児童理解は難しい。

子どもにあった指導を。しかし、差別につながる叱り方は信頼を失くす。叱る前に普段どのようなことで叱るのか、どのような叱り方をするのか等、子どもに伝えておく。


③について
大前提として人に理解されたければ自分を出していかなければだめだ。子ども相手ならなおさらだ。教師が自分を開示する。
そこには決して、「子どもだから」と思わない。子どもは勘が鋭い。見抜かれる。

【まとめ】

人を理解するとは時間がかかる。共に感動し、共にさまざまな経験をすることを通して少しずつ児童理解が深まる。甘くみてはいけない。このことをいつまでも忘れずに接していきたい。

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