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近況報告という言い訳

ぴーす。最近はXの裏垢を中心に元気に暮らしてます。木之元です。
取り止めのない文章を書きたくなったので、noteを開いたよ。最近はバンドをせずに休日はゴロゴロして、元気な日には散歩をしたりバイトをしたりして暮らしてる。皆はどんな風に過ごしてるだろう。何だか皆に忘れられそうな気がしてとても怖い。

新しく趣味ができました。


最近、もともと文学少年だったからか、短歌にハマっていて、歌集を読んだり自分で短歌を詠んだりしている。既に四十首くらい詠んだ。

短歌と言っても現代短歌が好きで、枡野浩一さん、佐々木あららさん、木下龍也さん、俵万智さんあたりが好き。

短歌のいいところは普段僕のやる「歌詞を書く」という作業に近いながらも、メロディという広いフィールドではなく、三十一文字という狭いフィールドの中で書く為に余計な言葉が削ぎ落とされてソリッドになっていくところだ。

心が疲れているからか、余計なことはあまり話したくない。自分自身のことについて、はたまた知らない、存在しない人間関係について。何を詠んだって良い。今の僕にとってはそれがとても気持ちいい。

今度、Viewtradeの池田と歌会に行ってくる。
今はそれがとても楽しみだ。

いつか、歌集を出してみたいと思うほどになってしまった。バンド辞めたら誰かに師事して、人生まっさらに歌人にでもなってみたい。

散歩にもハマっている。

精神的に落ち込んでどうしようもなくなって布団から出られずに肩がムキムキに凝ってしまっていたので、「これはよくないな」と思い、動ける日は外に出ることにした。近所に大きい公園がある。

夏の夜の公園というのは子供達が闊歩する昼とは違い、非常にグロテスクでいい。半裸のおっさんがいたり、猫が集会をしていたり、筋トレをする若者がいたり、世にも恐ろしいヤンキーがいたり。たまに塾帰りの学生がいたり、ホームレスがいたり。

世の中の柔らかいくて優しいものと、世の中の汚くて尖ったものが一堂に会する。その中に躁うつ病の僕も混ざっている。そう思うと何だか僕も異端なんかじゃなくて、ただの公園の一つの風景に過ぎない。学生時代の友達は皆就職したり、何にも所属できていない僕はずっとずっと寂しいのだ。
だから夜、公園に所属する。特に何をするわけでもなく。

心の中のドロドロした生活と感情を、何かしらのデカい液体のような夜という媒体に溶かして薄めて飲んでいる。薄めないと飲み込めない。

多分、猫も半裸のおっさんもヤンキーも何となく夜の全てを許してくれる感じが汚くて心地よくて好きなのだ。朝、綺麗に青かった空が夜になるにつれ黒く汚れてしまうのは、人間が一日で犯した罪を空に溶かしてしまうからだと思う。汚い中で僕が汚い感情や生活を吐き出しても、誰も気付かないし目立たない。それがいいのだ。そしてまた、朝までに徐々に昨日の皆の罪を浄化していく。綺麗な朝は何も許されない気がして嫌いだった。

そういうことを考えて歩いてみたりする。

僕はいつも弱くて、自分を許してくれるものが好きだ。弱い自分を許せないから、自分の事はあまり好きではない。

新しくバイトを始めた。

カレー屋さんのバイト。まだ採用通知が来ただけで、働き始めたわけではないが、とてもワクワクしている。今回はどれくらい続くのだろう。
ちゃんと頑張って働くよ。お母さんに美味しいご飯ご馳走してやりたい。安心させたい。
「そんなこと言ってるんなら就職すべきだろ」という本質的なことから目を背ける罪は昨日夜に溶かした。髪の長い僕も雇ってくれた店には本当に感謝している。最近のハイライトはそれくらい。

あんまり意味もなく長ったらしくなるのも小学生の作文みたいで個人的に好きじゃないので、今日はここら辺にしておこうと思う。
お金ないからCD、Tシャツ買ってください。

あとこれは最近散歩してるときに見かけた猫の集会。最近はライブもなくて寂しいけれど、頭を悩ませることがなくて楽しくやってる。こんな日がずっと続けばいいのになぁ。

猫集会

それじゃまた。どっかでお会いしましょ。

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