読書
私はビジネス本はあんまり読まない。
論理的思考力を鍛える100の習慣!とか
トップセールスマンが語る55の営業手法!とか
そういう系だ。
確かに、
実際読んだら参考になる箇所があるのは分かっている。
しかし、
そういう系の本を読むと
自身の思考力が失われていく気がしてならない。
なぜならば、
そういう系の本は、
作者の考えとそれに対する答えとか
それに至るアプローチ方法とかが
丁寧に書かれすぎているからだ。
そこに入る自身の思考の隙間がない。
本に読まれる感じになってしまうのが嫌なのだ。
すなわち、
自分で考えることを放棄して本に答えを求めようとする、させられるということだ。
もちろん、
ビジネス本を読む行為自体を否定する訳ではない。
大事なのは読み方であると思っている。
本をただ読んで知識等をインプットするのではなく、
ここはよくわからん、
これは違うと思う、
これはこの場面ではこう当てはまるね!
と言う風に本といわゆる対話をしながら
読みすすめることが大切な気がする。
しかし、
ビジネス本は対話をさせてくれる余白を
あまり与えてくれない。
全部書いちゃってるからだ。
だから私は苦手意識を持っている。
駄文失礼、気が向いたらまた。