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海外への留学が趣味の29歳です。大学では化学、大学院では社会科学を学び、今は細々個人事業をしながら就活してます。 29のペーペーですが、これまでいろいろな経験を広く浅くしてきたので、そこから感じたことなどを書いていきたいと思います!

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最近の記事

母を通して見つけた自分の「お母さん」像

今年5月に人生初めての妊娠・出産を終え、私は晴れて「お母さん」となった。それは嬉しい出来事なはずなのに、いざ人から「お母さん」「ママ」と呼ばれると、なぜか「お母さんと呼ばないで!」という大きな拒絶感が襲ってきた。 「お母さん」「ママ」(「ママ」は「お母さん」を表面的に柔らかくしたものだと解釈している)と呼ばれることに対して、私は2つの感情を抱いていた。1つ目に、「お母さん」と呼ばれることで、お母さんに対して世間が勝手に押し付けるあらゆる責任や義務をしっかり果たさないといけな

    • 旅の恥は書き捨て:ボリビア編

      旅の恥はかき捨て。誰一人として自分のことを知らない土地で旅するとき、人は普段では考えられないような行動をすることがある。この記事では、私が2018年夏にボリビアを訪れた際の思い出(教訓)を、随所に恥を散りばめながら書き捨てようと思う。 日本からかれこれ何十時間、やっとの思いで辿り着いたラパスの国際空港。私の記念すべきボリビア第1号の食事は、空港内レストランでのこのプレート。 この食事中、私は人生最大の失態を犯す。「チキンうめー」と思いながら半分ほど平らげた時、体はこのフー

      • 「Fake it till you make it」でニューヨーカーに通じる英語になった話

        英語圏へ長期留学をしても、英語が話せるようになる人もいれば、話せないまま帰国する人もいる。私の場合、アメリカ・カナダでの10ヶ月間の語学留学を通し、晴れて前者になることができた。留学中は常に英語を使うこと(これは現地で会う日本人に対しても)を徹底したことはもちろんなのだが、その他にも、私が留学を通して気づいたいくつかの重要な点をここに書き記したいと思う。ちなみに、留学前の私の英語はTOEIC 600レベルと、まあ、英語の基礎くらいの知識はあるかなという感じだった。 最初に通

        • 出産後の就活で直面している難しさ

          私はこれまで、正社員としてどこかの会社で働いたことが一度もない。29にもなって、世間でいう「社会人」経験がないことに対し、常々コンプレックスを抱えている。個人的には、多くの女性が就職→結婚→出産、と行くところを、私の場合(学生)結婚→(大学院卒業直後に)出産→就活、とただ同じことを異なる順序でたどっただけだと思っていた。しかし、多くの女性が前者の道を取るには理由があることも、行き詰まりながら就活を続ける今少しずつわかってきた。この記事では、出産後の就活で直面した困難についてい

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          ベルギー人と結婚して本当によかったと思うこと・後悔していること

          一般的に欧米系の男性といえば、背が高くてハンサム、女性に優しくて家族を大切にしてくれる・・・といったイメージがあるのではないだろうか? 私が物心ついた頃、たまたまテレビで北欧人と結婚した日本人女性のドキュメンタリーが流れていた。彼女の旦那さんが「〇〇(日本人女性の名前)はとても素敵で、彼女を心から愛しています」のような内容を、なんの恥ずかしげもなく語っていたことが衝撃的で、彼の優しい笑顔がとても印象に残った。それ以来、私もこんな旦那さんが欲しいと、どこかでずっと思ってきたのか

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          実はあまり知られていない語学留学の弊害

          日本にはなぜか、英語を話せるとかっこいいという多くの人が共通して持っている認識がある。近頃の「英語は必須」ブームによって、ますます英語を話せるようになりたい!語学留学したい!という人は増えているのではないだろうか。一見華やかに見える語学留学だが、今回はあまり語られないその弊害について触れたいと思う。 5年前の私も英語を話せたらかっこいい(キラっ)と思っていた一人だった。大学卒業後、晴れてカナダに留学し、10ヶ月の留学を経てニューヨーカーに通じる英語を身につけた。そこまではあ

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          『ぼくらの転機〜ココロオドル仕事との出会い方〜』#5 ゲスト:前田裕二さんを見て再確認した自分の結婚観

          「シゴトでココロオドルひとをふやす」ための就活・転職支援サービス、「Wantedly (https://www.wantedly.com/projects)」が企画する、『ぼくらの転機〜ココロオドル仕事との出会い方〜』の第5回目をたまたま見ることとなった。この回では、言わずと知れた有名人・超努力家の前田裕二さんがゲストで登壇していた。努力の実績だらけの前田さんが放つ言葉は、どれも説得力を帯びているが、その中でも印象に残った言葉があった。 質問:ココロオドル仕事に出会うにはど

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          「おめでとう」に感じた違和感

          過酷な就活を終え、行きたかった会社から内定通知をもらった矢先のこと。私は産婦人科で予期せぬ「おめでとう」を聞くこととなった。内定をもらったことだし、またピルの服用を再開しようと産婦人科を訪れた時だった。「ああ、お腹の中に赤ちゃんがいますね。おめでとうございます」という突然の宣告。ドクターに続いて看護師さんたちも次々と「おめでとうございます」「おめでとうございます」と声をかけてくれた。途中で呼ばれた母も、「ありがとうございます」と大喜び。私だけがそこに取り残された。 何が「お

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