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神話の舞台へ:信州黒姫山

福島県の猫魔ヶ岳と並んで
名前が印象的な山。
あちらは人を食べる大きな猫が由来、
こちらは災いをもたらす白い蛇。

その蛇の怒りをおさめるために、
黒姫が命を捧げたという神話がある。
「黒姫伝説」として知られている。

もうひとつのバージョンでは、
黒姫に恋した蛇が人間に化けたものの、
正体がばれてしまい、
仕返しに水害を引き起こす。

後者の物語は
『日本伝説叢書 信濃の巻』
に収められている。

この物語のクライマックスには、
池の水が足りず白蛇が敗北するという
意外な結末が待っている。
(これぞ竜頭蛇尾?🐍)

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実際、黒姫山の大池は、
雨の直後にも関わらず、
水量が少なかった。
この山は沢もあまりない。

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調べてみると、
黒姫伝説もオリジナル版は
長野県中野市設定とのこと。

むむむ💡

つまり、千曲川沿いが表舞台で
千曲川の度重なる氾濫が憶測を生む。
最終的には黒姫山に住む
山賊(狩猟集団)を退治した。

しかし、いざ黒姫山を視察すると、
水量が少ない。
これは水を下流に流しきって、
枯渇したに違いないと人々は解釈した。

果たして、黒姫山の狩猟集団は
濡れ衣を着せられた被害者なのか、
強盗犯に近い存在だったのか。

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以下、私見
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黒姫山を実際に歩いた感じ、
ナッツ類の木があまりないので、
麓から略奪しないと生きていけない、
・・・という説にいたりました。

実際どうなんでしょう🤔

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