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制作の根本

次元を超える。コネクトする。受け継ぐ。繰り返す。
など副題コンセプトはいくつか存在しますが
「永遠性を作りだす事」が制作の根源にあります。
私が言う永遠性とは、物理的にずっと存在する、
寿命をひたすらのばすものではなく、
ずっと続いていってほしいという祈りに近いものになります。
私はもともと絵や立体も制作していますが、
主体が空間芸術(インスタレーション)です。
その場の空間は、その時の一瞬でしか吸えない空気、
温度、色、音等があります。
ただそれは、録音や録画するとまた別の違ったものに
なります。私はその時々にある永遠というものを
何らかの形で未来につなげていきたいので
本来は、作品がその場になくなっても(形として
残らなかったとしても)人の心に何かが
残って伝わっていけばいいと考えています。
なぜかというと、人の命は限られているからです。
例え自分の命が終わっても、私の活動が
どこかで誰かの未来に繋がってくれる事を祈ります。

現在はiPadやPCを使用してデジタルアートを制作しています。
空間展示で表現したい事を別の媒体で表現したらどうなるか
試みています。また、コレクションの路線によってビジュアルに
大きな振り幅がありますが、根本的なテーマは変わりません。
全てが同じ人間から作り出されたものです。作家としての作品の
統一性に賛否はあるかもしれませんが、表現方法に制限をつけたく
ないためです。それも含めて今後の作品も楽しんで頂けたら幸いです。

                           ちゅん

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