美術家。 「透明」を主題に 平面・立体、インスタレーションを制作。 見えない聞こえないもの、触れないもの。 手が届かない世界を探している。 空間、映像、絵画や彫刻間の境界が曖昧な部分へ興味をもち デジタルとアナログの可塑性についても探求している。 透明な水に始まり宇宙論や物理学、自然物、陶芸や建築、プログラミングからもヒントを得ている。太古の昔のエーゲ文明やエジプトの壁画、ミニマリズム、サウンドアートなどから影響を受けている。 子供の頃よく覗き込んでいた井戸の水。 透明な
2024年2月23~25日、3月1~3日に新宿区四谷で開催された 四谷アートフェスティバルにて、平面作品を出品し 2点セットで大賞を頂きました。 大人になってから何かの賞をもらうのは初めてなんじゃないかな。 (入選はいくつかあるけど) ・作品タイトル:地図Ⅰ、地図Ⅱ ・サイズF25号 木製パネルに水彩紙、アクリル水彩 審査員長の日比野克彦先生の講評を、後日録画で拝見したので その音声を書き起こしてここに記録したいと思います。↓ ・Googleマップの地図のようなパースペ
BTCのNFTを作るのにOrdinals WalletとUnisat Walletの連携が便利だったので、参考の動画を見ましたが英語で難しかったのでここにまとめてみました。 ・すでにOrdinals WalletとUnisat walletを作った前提で話を進めてます。 手順1 Ordinals Wallet(以下OW)を開く 画面真ん中に入ってるBTCの金額と、その上のムラサキの丸アイコン横に自分のアドレスが載ってます。その右側にある歯車マークを押します。 手順2 設定画
Geisai参加録です。 今回30代以上限定のClassicの方に応募して参加しました。 全般の印象編 ・年齢層は(見た感じ)20~40代が多かったが10代~60代以上も結構いた ・海外からの来場者もかなりいた ・RTFKTのNFT関連の影響もありNFT関連の人も結構来ていた ・割とひっきりなしに作品を見てもらえた ・休憩するタイミングが掴めず後半で少し離席した ・なるべく自分のブースにいて作品の説明や紹介など対応した方が良い ・ポートフォリオ、名刺、解説などは必須(英語版
個展を終えて後処理も大体終わり、思った事や気づきをまとめます。 ・今回は珍しくほぼ平面作品のみのスタンダードな展示でしたが 搬出搬入はやはりそれなりに労力がいりました。 今回の規模くらいなら一人で完結しますが、これ以上の量と規模になると さすがに人手が必要になります。 ・作品を表に出すという事 作品は、作って飾って終わりではなく出す以上は人に伝える必要が あるとつくづく思います。もちろん作品そのものとキャプションに 要約して見せる事も大事ですが、自分が材廊している時はなるべ
例えばインスタレーション、即興サウンド、パフォーマンスあたりはその時の瞬間が作品になったりするから、それを例えば音源や映像、写真化するとそれとは別モノとして残る。記憶とか記録の一部として残るのみ。そういう意味では即興的な表現の方が好きだったりするしデジタルの方が個人的には相性がいいかも。 今回個展で平面作品を展示するというスタンダードな展示の仕方って実は数えるくらいしかやった事なくて、NFT&フィジカルを販売してみるという点でやってみたかったというのもある。ただ次の個展までは
普段見えない聞こえないもの、さわれないもの。 もしもう一つの世界が存在したなら、私たちの自由度も 拡張されるだろうか。そこにはささやかな希望と共に永続性という要素が 常に一緒の軌道を描いている。 自分のコンセプトは何かを多次元的に「変換する」行為が軸にある。 デジタルとフィジカルの境界を曖昧にしながら、「今」自分が触れている地点と「その外側ないし内側」とを繋ぎたいと思っている。 The things we cannot normally see, hear, or touc
デジタルだからこういう表現 アナログだからこういう表現 っていう風に固定観念で作らずに その垣根を取り払うのがこれからの私の仕事かなと思っている。 デジタル媒体とアナログ媒体は根本的に素材が真逆のもので 出てくる表現方法も偏りがちだ。ただ、どちらかに「寄せ」ようとすると 何か無理してるよねって感じに見えるしかえって偽物感というか 胡散臭さが倍増するのではと思っている。 (その胡散臭さを武器にして作るというのも面白そうだが) 私は永続性やリアリティを求めてはいるもののやって
こんにちは。ちゅんです 私の生い立ちについてつらつら書いてきましたが 生い立ちシリーズは今回で一応ラストになります。 まだお読みでない方はぜひ生い立ちその1から 読んでみて下さい。 30歳になってから生活はまぁまぁ安定してきました。ただ色々とあったのも事実です。 色々あったその1。 親戚がバタバタ亡くなったこと。 東日本大震災でも危険を免れた我が親戚ですが、 そのうちの伯母さんが癌で亡くなりました。まだ50代でしたが、病気は本当にどうにもならないんだなと思いました。末期
こんにちは。ちゅんです。 2022年9月にFoundationから出品される平面作品が讃美歌をテーマにしてるので、そこから派生する考察をまとめたいと思います。なのでディスクリプションではないです。あくまであの作品からのその後の妄想というかスピンオフ的な感じです。 まずはお経と讃美歌とテクノについて軽く解説。 それぞれをあんまり深掘りはせず概要だけサラッと。 元々のお経の意味合いとは。 お経は、この世を「生きている人」が幸せな道を歩めるように、と作られたものだそう。 心の苦
こんにちは。ちゅんです。 経歴として生い立ちについて少し書きます。 今回は大学を中退してからの話になります。 もしまだ読んでいない方は、その1から読んでいただく事をお勧めします。 大学を辞めたものの、実家の状況的に帰れる状態ではなかったため、私は実家から離れた街で一人暮らしを始めました。当時は不景気もあり仕事もバイトすらなかなか見つからない状況で、何とかパン屋と子供造形教室と居酒屋を掛け持ちしてフリーター生活を始めました。地方都市なので、高卒扱いだとなおさら就職は厳しかった
こんにちは、ちゅんです。 生い立ちについて少し書きたいと思います。 まだ読んでいない方はぜひその1からお読み頂く事をお勧めします。 光と陰のギャップが激しかった高校生活も終わり、 現役合格を目指して美大受験をしたものの、複数の大学は全滅でした。浪人するつもりでいたので、私は親から離れて1人暮らししながら美大受験予備校に通いました。母親も、今の家の環境では集中できないだろうと送り出してくれたのですが、今思えば私は自分の事しか本当に考えていなかったです。 週4でスーパーでアル
こんにちは。ちゅんです。 生い立ちについて少し書きます。 まだ読んでない方はその1から遡って頂けると嬉しいです。 私にとって一番辛くもあり輝いてもいた思春期は 真っ暗なものでもありました。 父方の叔母が病気で精神的に狂ってしまい、祖父が倒れて亡くなったのをきっかけに、今度は父がおかしくなりました。重度のアルコール依存と双極性障害を併発して、もはや常識では考えられないような行動を取り始めたのです。 私が高校に入った頃からひどくなりました。 部屋は大量のビール空き缶と焼酎の
こんにちは。ちゅんです。 生い立ちについて少し書きます 前回の続きです。 まだ読んでない方はその1からどうぞ↓ ここからは少し細かい描写が入ります。 私が小5の時、ピアノの稽古から帰ってくると 家の中から「誰か!助けて!救急車読んで!!」と叫び声がしたのです。その人物は叔母(実父の姉)でした。家族が周りで叔母を必死に制止しているところでした。私は怖くなってすぐに自分の部屋に避難しました。後で聞いた話だと、叔母は嫁ぎ先のストレスか何かで統合失調症を患っていたらしく、実家であ
ちゅんの幼少期について。 こんにちは。ちゅんです。 ちゅんは小さい時はおとなしい口数少ない女の子でした。お絵描きは好きだったみたいで2歳くらいからずっと描いてたみたいです(ここはさすがに記憶がないので親から聞いた話) 暇さえあれば描いていたそうです。 覚えているのが、幼稚園時代は友達との交流が苦手で周りが全員お庭で遊んでいる時も一人でクレヨンで絵を描いていました。先生が見かねて、私を無理やり外に連れ出して鬼ごっこに混ぜられましたが、私は発狂してすぐ部屋に戻ったのを覚えてい