第1386回 2023/8/13〜18の歴史ニュース
1、とりあえず継続中
Voicyでの配信もなんとか継続しています。
ご視聴いただいた方、ありがとうございます。
Voicyに投稿するネタが必要、ということでnoteも久しぶりに投稿が続いていていい感じです。
さて、いつものようにヘッドラインの後ろのRは(旧Twitter)でシェアした時のリアクション数、コメントが付いたらCと表記しています。
前回はこちら。
2、ニュースヘッドライン
①東京都上野の東京国立博物館で特別展「本阿弥光悦の大宇宙」を開催。2024年1月16日~3月10日 R6
②滋賀県大津市の坂本城跡で軒瓦の3割程度が最初から赤褐色だったことが判明 R4
③奈良県橿原市の県立橿原考古学研究所附属博物館で「奈良を掘る」の展示会。9月3日まで R9
④鹿児島県西之表市馬毛島で行っている発掘調査終了 R10
⑤沖縄県うるま市のあまわりパーク歴史文化施設で「うるまの発掘速報展2023」を開催。9月3日まで R1
⑥宮城県岩沼市の竹駒神社で刀剣の展示会 R10
⑦鹿児島県黎明館で森有礼が大久保利通に渡したとみられる名刺を展示 R12
⑧静岡県沼津市で高尾山古墳を保護し、道路計画を変更 R10
⑨さいたま市大宮区に人文学をテーマにしたカフェ「HUMANITIES CAFE fudoki」がオープン R10
⑩宮城県山元町で公文書を偽造して、埋蔵文化財に関する書類を処理 R10 C
3、先入観ダメ!
いかがだったでしょうか。
皆様の気になる話題もありましたでしょうか。
個人的にはやはり⑨の人文学カフェの話題が夢があってとってもよかったです。
論文も多数執筆する研究者の方が企画したコンセプトでお店が作られている、
それだけで惹かれます。
という部分は特に憧れます。
毎日は難しいでしょうが、美術館で個展を開くように、
この期間は在廊しますので、企画者とコミニケーションもできますよ、といったサービスもあるといいですよね。
私も地元にそんなカフェを開きたい、という妄想をいつも抱いています。
続いては⑥の話題。
ミヤギの話題ということで、早速行ってきました。
展示会は撮影禁止でしたので画像は上げられませんが
「夏詣」として神社境内がいい雰囲気を演出していて楽しめましたよ。
最近は神社もお寺もお客さんを増やすための努力に余念がないですね。
これをきっかけに歴史や文化に親しむ機会が増えるのはとてもいいことだと思います。
最後は②の話題。
瓦は「還元炎」と言って窯で焼き上げる時に空気を入れないようにして固くするのが基本だと思っていましたので
赤焼けの瓦を見たら、焼きが甘くて失敗したのだな、と反射的に思ってしまいます。
あまりに使う枚数が多いから失敗作でもそのまま使ってしまうのかな、という発想をこれまでしてきましたが
3割も使っているとなると、意図的なものかもしれませんね。
先入観を持たずに資料に向き合うことが大事、と言うことでしょうか。
本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。