サード・プレイス
年始の読書
浅野大介氏の話を直接聞いたのは、2018年の秋のこと。同僚が立ち上げた研究会での講演だった。「未来の教室」が走り始めたばかりの頃に、話を聞く機会を持てたことは、改めて良かったなと感じる。当時はまだ、STEAM Libraryも構想の段階だったような記憶がある。
書籍の中で紹介されていて、個人的に興味深く読んだのが、「第5章 サードプレイスという「未来の教室」〜「夢中になる」を正当化してくれる、「本当の居場所」が必要だ」
浅野さんはこうも続けている。
ここで感じたのは、「誰一人置き去りにしない」教育システムって、工業社会の発想では、改めて難しいよねって話であって、今の職場に不満タラタラという訳では、決してないですからね(笑)
呑めば、都
ところで、私にとってのサードプレイスといえば「酒場」だ。
それを教えてくれたのは、マイク・モラスキー氏。まだお会いしたことがないのだけれど、この書籍から学ぶことは本当に多い。何より酒が呑みたくなってくる。
モラ先生は、内沼晋太郎氏との対談で、「サードプレイス」についてこんなことを語っている。
Edcampという場
個人的には、edcampってこれに近いなと思っている。
ある人は、edcampを「シラフの飲み会」と例えていたりするくらいだから、あながち間違いってはなさそうだ。
先生、もっと勉強してください
Edcamp Ichikawaでの出来事
2018年の春休みのことだったと思うが、edcampが日本各地で開催されるようになってきた(というより…その存在を私が知った)頃、何を思ったか、千葉県市川市の日出学園で開かれた Edcamp Ichikawa にいた。
どんなセッションがあったかとか、参加者にどんな方がいたかとか、正直ほとんど覚えていないのだけれど、参加者の方(恐らく教員ではなかった)にサラッと掛けられた、この言葉だけを今でもはっきりと覚えている。
「先生、もっと勉強してください」
何についての話題だったのか、そもそも私に対してのものだったのか、それすら覚えていないのだけれど…間違いなく、この言葉が私のここ数年をつくってきた。
自分たち、86・87世代じゃん
コロナが少し落ち着きを見せていた、11月の松山。久しぶりに集まった4人で、おでんをつついていた。
「えっ、同級生なんですか?一個上だったんですか?」
盛り上がってきた頃、初めて知ったのが、自分たちが同世代だという驚きの事実だった。
酔っ払っていてはっきりとは覚えていないが、「僕らで何かしましょうよ」と誰かが言い出した。
そう始まりは、いつも酒場からなのだ。
edcamp Matsuyama
この4人プラス1人の5人の同世代なら、求めていた学びの場づくりができるかもしれない、そう思ったが吉日…いや翌日、edcamp Matsuyamaの立ち上げを決めた。
このメンバーが起点となってつくられる、学びの場が、どんなものになってゆくのか?来る1月23日(日)、松山でもいよいよedcampが始まる。
おっと、その前に1月4日(火)20時から、キックオフのキックオフをお楽しみください。edcamp マスターの野中潤先生をお呼びして、皆でワイワイガヤガヤします。
おっ…この note ゆるゆる続いている(笑)