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大学で優しい小学生に出会って嬉しかった話

昨日の話です。

15時半くらいかなあ。私が大学から帰ろうとしていたときのこと。

私の大学には放課後、小学生がよく遊びに来ます。狭いアスファルトの所でバドミントンをしていたり、校舎の隣にある小さなサッカー場?みたいなところで、サッカーをしていたり。

こんなご時世で、小学生が遊ぶ場所も限られているのでしょう。

うちの大学には、基本、のほほんとした学生しかいないし、近所の人が犬を散歩させにやってくるくらいだし、何をしていても誰に叱られるわけでもないので、子どもたちが遊ぶにはうってつけの場所だよなあ、とか思いつつ、私は自分の自転車を駐輪場に取りに行きました。

私の自転車は横転していました。しかも、となりのゴツい自転車の紐みたいなのに引っかかって。

あ~あ。これ起こすの大変なんだよなあ、とか思いつつ、よいせっと私の自転車を持ち上げようとしたとき、

近くで遊んでいた小学生の女の子が、ゴツい自転車を支えてくれたのです。

え?

「絡まってる!」

その子は、そんなことを言い、一生懸命重たい自転車を持ってくれました。

「え、重たいよ、大丈夫??」

そんなことを私が言っているうちに、一緒に遊んでいた友だちでしょうか。何人かの小学生が集まってくれました。そして、自転車を起こすのを手伝ってくれました。

ほんの1分くらいで、自転車を起こすことができました。でも、私1人だったら、もう少し時間がかかったかもしれません。

「手伝ってくれてありがとう。」

私はその子たちに言いました。うん、とかなんとか返事をしてくれました。少し話を聞くと、どうやら近所?に住んでるとか。


私は、2年以上自転車で学校に通っていますが、自転車が7台連続で横転していて、1人で全部の自転車を起こさなければいけなかったときも、わざわざ人の自転車が出せないところに自転車を止めた誰かのせいで、鍵のかかった自転車をよっこらよっこら運ばなければならなかったときも、手伝ってくれる人がいたことはありませんでした。


小学生さん。最近の公園は、狭いし、ボール遊びとかなかなかできないし、ただでさえコロナで友だちと遊ぶ機会なんて減っていることでしょう。

ぜひ、大学を公園に使ってください。まあまあ広めの広場とかがありますよ。車もバイクも走っていない、のんびりした所です。

優しい小学生に出会って、すっかり気をよくした私は、そんなことを思うのでした(*^_^*)

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