想いが乗らない
何か文章に触れて
何か作品に触れて
誰かの心に触れて
その時に
ふと
湧いた想いを
そのときの感情を
感じながら
言葉に綴ると
その言葉は後から読んでも
そのときと同じ感情を感じられる
だから
わたしは
そんな風に紡げたときの自分の文章が好きだ
でも
何か締め切りに追われて
書こうとすると
その日起きたことの
ただの感想になってしまう
この数日の文章は
本当そんな感じで
あまり好きではない
確かに
その日に起きた出来事で
自分が感じたことではあるけど
どこか
ただ頭で書いた言葉の羅列
でしかない気がして
後から読んでも
何も感じない
情景も浮かばない
感情も湧かない
日々の感じ方が足りないのだろうか
何も湧いてこない
それが悲しい