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「信じきって、着実に前進する」

----人生のレシピ----
牛はのろのろと歩くどこまでも歩く
自然に身を任して遅れても、
先になっても自分の道を自分で行く
            高村光太郎

------メッセージ--------
「牛歩」という言葉があります。

意味は「牛のあゆみのようにのろい、
歩き方、進みぐあい」です。

なので、
あまりいい意味では使われない言葉
ですが、

経営の神様、松下幸之助さんは、

「牛歩」のごとく進んでいけ!
と言っていました。

松下さんの歩みは、
他人からすれば波瀾万丈の
サクセス・ストーリーかもしれませんが、

松下さんにとっては、
「一歩一歩」着実に進んでいったと
いう思いなのでしょうね。

あなたは今、どんな進み方を
していますか?

急ぐな、とは言いませんが、
あわてたり、あせったりして
しまっては、意味がありませんね。

大切なことは、
確実に一歩、前に進むこと。

その一歩、一歩の積み重ねしか、
成功はありえないのです。

高村光太郎さんの文章には
さらに、

「牛は急ぐことをしない
牛は力一ぱいに地面を頼って行く
自分を載せている自然の力を
信じきって行く
ひと足、ひと足、
牛は自分の力を味はって行く」
とあります。

深いですね。

力一杯に

自然の力を信じきって行く

その通りですね。

自然の力、宇宙の法則には
誰も逆らえませんね。

信じ切って、着実に歩む。

これが秘訣ですね。

大器晩成という言葉がありますが、
まさに牛歩はその秘訣そのものだと
思います。

国会では野党が審議を遅らせる
ために「牛歩戦術」という言葉が
使用されますが、

人生においては、
「牛歩戦術」は素晴らしい戦略です。

「昨日より今日、今日より明日」と、
着実に前進していく毎日に
充足感を感じながら生きることが
大切ですね。

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