「素直に受け取り、素直に感謝する」
---人生のレシピ---
私達にできるのは、
手に入れられるものを
そのまま受け取り、
それがそれ以下のものでないことに
感謝することだけです。
マーガレット・ミッチェル
------メッセージ-------
成功するためには
メンタル8割、スキル2割と
言われています。
それほど、心の状態が大切で
あるということですね。
心を豊かにすることこそが、
成功への鍵。
その豊さは感謝の気持ちから
育まれます。
では、感謝の気持ちはどのようにして
生み出せばいいのでしょうか?
それは、「受け取る」ことです。
人生で「与えること」の大切さは
言うまでもありませんが、
「受け取ること」もとても
大事なことなのです。
あなた相手から何かを
与えられたら、
それを素直に受け取っていますか?
人から褒められたり、
感謝された時、
「いえいえ、とんでもありません・・・」と
謙遜していませんか?
相手の立場になれば、
それは否定された感じになります。
できれば、「ありがとう!」と
心から喜んで受け止めてくれる
ことを相手は望んでいるはずです。
毎日の生活の中で、
考えてみれば、「受け取る」こと
は以外にもたくさんあるものです。
まわりの人からの感謝の言葉や、
応援、協力などを
心から「受け取ること」で、
自信がついたり、
自分でも気づいていない
隠れた才能を見つける機会と
なるものです。
素直に受け取り、
素直に感謝をする。
その感謝が今度は相手の感謝へと
連鎖していく。
その感謝の連鎖が繰り返されていく
ことで、人々の心は豊かになり、
心の状態はどんどん高くなる。
受け取ることにも意識をして、
もっともっと、
受け取り上手になりましょう。
世紀のベストセラー、
「風と共に去りぬ」の作家、
マーガレット・ミッチェルは、
新聞社のコラムニストを
していました。
26才の時、落馬事故で怪我をして、
療養中していたところ、
夫のすすめで、小説の執筆に
挑戦しました。
夫の協力もあり、執筆活動は
彼女の楽しみとなりました。
3年間の療養生活と共に
執筆も完了しました。
それから5年後のある日、
彼女の知人から、
新人作家を探している
出版社の編集者がいるので、
紹介したいとの連絡が
彼女に入りました。
しかし、彼女にはまだ勇気が
ありませんでした。
作家になりたいとう気持ちを
編集者には言えませんでした。
編集者は彼女に「もし、原稿を書いたら、
まず、最初に私に見せてください」と
言い残し、帰っていきました。
彼女は悩みました。
新聞社に勤めていた彼女の
プロとしてのプライドが、
療養中に書いたものを
恥ずかしいものだと
思わせていたからです。
彼女の友人にこの出来事を
話すと友人は、
「あなたには作家は無理かもね」
と言われ、
彼女はその「チャンス」を素直に
受け取らなかった自分に
気付いたのです。
彼女は自宅に戻り、原稿を持って、
編集者の泊るホテルへと走りました。
ちょうどホテルを出発しようと
していた編集者に原稿を渡しました。
原稿のタイトルは「風と共に去りぬ」。
この本は出版され、
1年で100万部を突破、世界中で売れ続け、
「これを上回るのは聖書しかない」
といわれるほどの大ヒットとなったのです。
その後、37ヶ国語に翻訳され、
小説として史上最高の発行部数を誇る
世紀のベストセラーと言われています。
「私は不自然なままでいることや、
自分がしたいことを何もしないで
いることに疲れたの」
チャンスを受け取ろう。
あなたの才能がその出番を
待っている。
素直に受け取り、
素直に感謝しよう。
あなたの心に自信が宿り、
エネルギーが満ち溢れる。
受け取ることも人生の秘訣。