「表面的に流されている生活をやめる」
---人生のレシピ---
物事に関心がなくなり、
真面目さや憧れ、情熱、熱意などを
失いかけていることに
少しでも気付いたら、
これは、病気の前触れだと
考えなければならない。
表面的に流されている生活に
魂が苦しんでいると、
気付かなくてはならない。
アルベルト・シュバイツァー
------メッセージ-------
すべての成功者に共通している
レシピがある。
それは、「情熱」です。
情熱はすべての源です。
その「情熱」はちょっとした
「好奇心」から発生します。
エジソンやアインシュタインも
天才というよりも、
好奇心のかたまりのような人
だったのです。
彼らに特別な才能があったのではなく、
彼らには人よりも強い好奇心が
あっただけなのです。
あなたも子供の頃はきっと
そうだったと思います。
いろんなことに興味が湧き、
関心があったと思います。
いつしか、生活のパターンや
行動のパターンが画一化してしまい、
あなたの目の前にあるもの、
出会う人、出来事などの
変化に気づけない生活に
なっていませんか?
そんなパターンに陥ってしまう
人たちは、
実はこんな「魔のフレーズ」を
いつもつぶやいているからです・・・。
それは、
「私は知っている・・・。」
この言葉が好奇心や探究心
を止めてしまう「呪文」なのです。
そういった意味から考えると、
「情熱」の反対語は「悟り」かも
しれません。
悟ることは素晴らしいことですが、
悟りきってしまわないことですね。
すべてを知り尽くした達観者に
なるにはまだまだ、早すぎますね。
青春とは心の若さ。
憧れとは童心。
いつまでも若い心で
いつづけましょう。
「密林の聖者」と呼ばれた医師、
アルベルト・シュバイツァーは、
裕福な家庭に育ちました。
30才までは芸術と科学を
身に付けることに専念し、
30才からは世のために尽くすと
決めて大学の講師をしていた彼は、
その30才の誕生日を迎えた時、
その日、教会の机の上に
置いてあった1枚のパンフレットに
関心を抱きました。
そのパンフレットには
病気で死んでいく、
アフリカの不幸な人たちの
生活について書かれていました。
「同じ人間に生まれながら、
なぜこの人たちは
苦しまなくてはならないのだろう。
よし、私は大学の講師も、
音楽家になることもやめて、
この人たちのために働こう」と
決断しました。
周囲の猛反対を押しのけ、
彼は30才から医学の勉強を始め、
38才で医学博士になります。
病院を1年間経営できるだけの
寄付金を集め、
赤道直下のアフリカに
出発しました。
最初の病院は宣教師が使っていた
トリ小屋を改造したものでした。
患者たちは薬代としてバナナ、ニワトリ、
卵などをもってきました。
もっと貧しい人や老人からは報酬を
とりませんでした。
彼は晩年、広島・長崎に
落された原爆を知り、
反戦運動を展開し、
ノーベル平和賞を受賞します。
「成功は幸せの鍵ではありません。
幸せが成功の鍵です。
もし自分のしていることが大好きなら、
あなたは成功しているのです」
常に物事に関心を持ち、
憧れや熱意を感じて生きよう。
自分の情熱を注げるものを
見つけよう。
魂が求めるものを。
魂が喜ぶものを。
魂が震えるものを。
仕事とは仕える事。
志を持って人に仕える事。
一生懸命、生きてみよう。
人生は命を輝かせるためにある。