
■メンタルヘルス■企業にとっての意義
まず、リスクマネジメントについて考える必要がある。労働安全衛生法や安全配慮義務違反だけでなく、現代社会は様々なリスクが存在している。リスクマネジメントの一環として、真剣に取り組むべきであろう。
”ワークバランス”が非常に重要な要素をしめてきたが、組織の活性化にはこの考え方が徐々に広がりを見せてきた。メンタルヘルス対策と共通する部分が多く、こちらも企業の重要な課題となっている。
■生産性の向上に繋がる■
従業員がメンタルヘルスを悪化させれば、集中力や注意力が低下し、仕事の効率も悪くなり生産性が低下する。休職者が出れば職場の戦力は低下し、残った従業員の負荷も高まる。
重要なポイント
●仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章
『国民一人一人がやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任をはたすと共に、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会』
●仕事と生活の調和推進のための行動指針
・就労による経済的自立が可能な社会
・健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
・多様な働き方、生き方が選択できる社会