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朧げ日誌 2021/06/12(土)
あまりにも家から出る機会が無くて鬱々としており、外で何かやってないか探し、国立新美術館で"FASHION IN JAPAN 1945-2020"という企画展が始まっているのを見つけ、家から飛び出す。
あらかじめ前売券を買っておいた訳でも何でも無く、完全に飛び込み。何時から何時の間に入ってくださいという時間枠指定をされ、それほど待たずに時間が来たので入室する。
何の企画か詳しくは知らずに来たのだけど、このレベルというか国立の美術館や博物館の企画展で、全然面白くなかったという経験もほとんど無く。
タイトルの通り、1945-2020における、日本におけるファッションの歴史と、その時々の社会状況を併せて見せてくれる構成になっている。
展示は時系列だが、最初は自分が生まれるよりかなり前?の時代で、「暮らしの手帖」とか、ものすごく昔のことのように見える。それから少しずつ東京オリンピックや、知ってる言葉が少しずつ出てくる。POPEYEは76年創刊。
80年代だったかのパリコレでの、コシノジュンコのあまりにもぶっ飛んでいるドレスの実物を見て(そういったものの実物を見たことがないこともあって)ものすごい衝撃を受ける。とても人間が装うのに使うものには全く見えず、前衛芸術の枠さえ飛び越えている。でもこれをハンパじゃない値段で競り落とす、つまり更にハンパじゃない高値で絶対に売る自信のあるような人達が、きっとパリコレには集まるのだ。
出口直前の最後のところでは、やはりというかSDGs的な観点の展示がされていた。再利用されているという生地が展示されていたので触ったら美人の係員さんが飛んできて、にこやかではあったけど注意されてしまいました。。