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"うつ”を横から見る@もう一つの視点
#うつ #身近 #パートナー #家族 #大切な人 #苦しい #何もできないことが悔しい #あなたのせいじゃない #愛されているということ #今日も1日を過ごす
どうも、客観的に見ると、かなり独りよがりの記事を書いているなあ、とちょっぴり反省しているじーもです。とはいっても、誰か一人でも、何か伝わることがあればいいなあ、と思って、結局今日も書かせていただきます。(みなさん、いつもありがとうございます。)
さて、今日は、"うつ”について、もう少し踏み込んで話をしようかな、と思っています。いわゆる当人ではなく、周りにいる方の視点です。noteに書いたことについて、相方と話していく中で、自分目線だけでじゃなくて、周りの人の苦労にもフォーカスできればいいな、と思ったことがきっかけです。相方(パートナー)に聞いた話もありますが、私が勝手に想像したり考えたりしているところもあるので、そういう前提でお読みいただけると幸いです。ちなみに当人の話はこちらからどうぞ。
相方をおいて仕事へ行くということ
私には想像でしかありませんが、相方がもし、「仕事へ行けない」となったら。見るからに思いつめた顔をしている相方を目の前に、出発の時間を過ぎてしまっていたとしたら。
もちろん、休むという選択肢がないわけじゃない。でも、日々の生活のためには、休み続けるわけにはいかない。職場にも、迷惑がかかる。
そんな中で、私の相方が職場へ行ってくれたことは、ありがたいことだと思うし、むしろ、一人の時間でよかったとも言えるかもしれません。今、冷静に、当時の相方のことを想うと、かなり無責任ではありますが。
当時、相方は、心配で仕方なかったようです。もちろん仕事(小学校の教員です)もあるので、そちらの対応も必要です。でも、常に、私のことが気になっていた、と言っていました。わたしはあまり覚えていませんが、休み時間になるたびに電話をかけてくれていたそうです。時には、仕事に遅れていったりすることも。職場に着いてからも、同僚といつも通り接しながら、休み時間には私に電話をかける。正直言って、大変すぎますよね。もしかすると、「自分のせいかもしれない」と相方も自分を追い込んでいたのかもしれません。(ごめんね。)
ただ、これだけは言わせてください。うつを経験し、当人となった私からの想い。はっきりと伝えられる想い。
「あなたのせいじゃない。」
うつになってしまったのも。そこまで自分で追い込んでしまったのも。それは全部、身近にいた、あなたのせいではありません。もちろん、当人のせいでもありません。それは、"たまたま”です。たまたま、そういう環境に身を置いてしまっただけ。たまたま、一生懸命に頑張る自分だっただけ。たまたま、逃げ方を知らなかっただけ。たまたま、そうなってしまっただけ。
だってね。人って、しゃべらないと、相手に気持ちを伝えられないんですよ?思うだけで、そばにいるだけで、誰かに気持ちを伝えることはできないんです。それに、伝えたとしても、相手にどう伝わるかは別です。相手がどう受け取るかは別です。自分が伝える勇気をもち、相手がそれを受け取る。それを繰り返す中で、少しずつ。少しずつ、想いは伝わっていくんです。だからね。心配しないでほしんです。伝えられなかったのは、受け取れなかったのは、ただ単に、その回数が少なかっただけ。だから、"たまたま”なんです。私はそう思っています。
家へ帰ってご飯をつくるということ
家に帰ってきても、心配事は続きます。当時は帰ってきた時に、相方は一番に私のいる寝室へ来てくれていたようです。その瞬間はある意味「怖かった。」そうで。言葉にはしませんでしたが、生きているかどうか、ということだったんでしょうね。とにかく必死で、毎日が過ぎ去っていく、という感覚だったんじゃないかと思います。(ほんとにありがとう。)
私は普段、食べることが大好きです。おいしいものを食べると幸せを感じます。ついつい食べ過ぎて、あとから後悔することもあります。でも。あの時は、何もほしくありませんでした。
そんな私を前に、相方は、本当に心配だったと思います。ご飯も作ってくれましたが、なかなか食べられない私を見ていましたし。きっと、「今日こそは」って気持ちで作ってくれていたのに。
食べない。眠れない。布団から出てこない。そんな私を前に、そばでいることがどれほどつらかったでしょうか。大切な人が目の前で苦しんでいるのに、何もできないことが、どれほどつらいでしょうか。きっと私には、想像もできないことなんだと思います。私がうつを経験すると同時に、相方は、そんな私(うつになった大切な人)を見守るという経験をしたのだと思います。
母の想いを想像すると
もう一人、私にとって、つらい想いをさせた人がいます。母です。
母にとってみれば、最愛の人があっちの世界へいってしまい、我が子までもがつらい状況になってしまったのですから。本当に、本当に。
ごめんなさい。母の気持ちを想像して書こうとしていました。でも、できません。本当にごめんなさい。まだ、私には、できません。でも一言だけ。
「 ありがとう。」
愛されているという実感
少し体調がよくなると、姉のところへも行きました。そして、ちょっぴりですが、仕事を任せてくれました。illustratorを使ったりするものです。マスターすることはできませんでしたが、教えてもらいました。その時に、話も聞いてもらっていたので、姉のところに行くことも、当時私の楽しみになっていました。
相方。母。姉。
ほんと、家族には感謝です。私は、家族がいたから、今、ここにいます。これからも生きていきます。だから、これからも、よろしくお願いします。
すみません。少し、それてしまったかもしれません。でも、みなさんにも伝えたかったんです。みなさんの周りにも、あなたの周りにも、そんな存在がいることを。あなたは、愛されているということを。
最後に。
いや~、湿っぽくなってしまいました。(笑) ここまでとは思っていなかったんですが。ついつい感情的になりましたね。でも、ほんとの気持ちです。
以上。今日もありがとうございました。一緒に素敵な1日を送りましょう。またお会いできればうれしいです。では。