決めきれない・商売っ気ない・目立ちたくない、人が店主をするとどうなるか、という話@じーもの場合
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どうも。豆腐メンタルの元教員、じーもです。(はじめてそれっぽく?自己紹介した笑)
前置きとして・・・というわけではないんですけど。豆腐メンタルだと、楽しそうにたくさん話したり、えらそうに自分の理想を語ったり。そんなことをしている最中は、やりたくて話してるし、ありがたい時間だと本気で思ってるんですけど。。
やっぱり、言った後や自分一人の時間になったとき。どうしても後悔しちゃいがちなんですよね。。えらそうだったかな?とか、言い過ぎたかな?とか。ん~気が小さいというかなんというか。
でも最近はあまり引きずらなくなってきた気がしますし、引きずらないように意識できるようになった気がします。
・・・いきなり何の話でしょうか(笑)
では、本題に。
決めきれない
決めきれない店主。
その店主は「決める」ということが苦手。どうしても後回しにしてしまいがちになる。
―お店をしたいと思った。
「でもいきなりお店をするのは大変そうだし、お金の問題もある。
とりあえず働きながら考えよう。。」
それから2年経った。
「しまった、このままではらちが明かない。とりあえず場所は決まっているからそこの掃除をしよう。あ、工事の見積もりをとってもらわねば。」
それからおよそ3カ月。
「何とか工事に入ったぞ。いよいよだな。でも・・・すぐに仕事を辞めるのはまずそうだ。とりあえず空いた時間で準備しよう。」
さらに半年後。
「おいおい、もうこんなに経ってるじゃないか。てかこのまま仕事しながらは無理だぞ。。仕方ない、やるか。。」
「そういや、オープンいつにしようか?・・・あれ、このとき2024年8月8日にする、ってとりあえず書いちゃってる(工事が始まったくらいの時期)ぞ。。」
「いや、これは・・・無理だ。間に合わない。」
「ん~完全とは言えないけど、、よし。一旦プレオープンで様子を見よう。」
(もちろん、ただプレオープンというのではなく、複雑なサービスやお店のこと、そのお店をしている店主のことを理解してもらうためだ!)
だが、その店主は困る。
「このままオープン日も一緒に言ってしまえば、前回の二の舞(オープン日の延期)になってしまうかもしれない。とりあえずプレオープンを始めて様子を見ながら決めよう!」
プレオープンから2週間。
「あれ?もう2週間か。。まて、このままずっとプレオープンが続くと経営的にも厳しいかもしれない・・・仕方ない!ええい、ここだ!」
きたる、
2024年9月28日土曜日。
本や学びやmerkki(メルッキ)、
正式オープンいたします。
商売っ気ない
さて一方。プレオープン中の商売っ気のない店主のいるところ。
相談者「学びやがあると聞いて・・・うちの子どもを、よければお願いしたいんですけど。。。」
店主「ありがとうございます。でも、まずはお話をさせてもらってもいいですか?」
相談者「はい」
店主「うちは学びやといって、わかりやすく言うと塾みたいなもんなんですけど。。一般的な塾とは違って、垣根のない学びを目指していて。”無理に学ばなくていいよ。でも、学ぶ、っておもしろいよ?”ということを実現できたら、と思っています。」
相談者「なるほど。。いいですね。じゃあお願いしようかな。」
店主「あ、待ってください。とりあえずまずは本人と一緒に時間を過ごしてみて。それで一回お帰りください。」
相談者「??」
店主「そしてわたしがいないところで話し合ってください。そこで、合わない、とかあれば全然断ってもらっていいです。人同士なので合う合わないはありますからね。」
相談者「わかりました。ありがとうござました。」
(相談者が帰った後。)
店主「言い過ぎたかなぁ。。あれ?そういえば、もしかしてこの場で申し込みしてもらった方がよかったのか?まぁ、でもこの方が自分には合ってそうだしな。ま、いいか。」
※実際にあったこと+フィクションです。
目立ちたくない
目立ちたくない店主の場合。
「見た目が入りにくそうだから、もう少し大きな看板をつけたら?」
「オープンイベントとかでペイントなんかしたら?」
「中がわからないと、入れないよ?」
ん~~~~~。
そうだよなぁ。
入りやすさもわかりやすさも考えないと。。
実際、前を通る人もいるけどそのまま通り過ぎていくし。
プルルルル…
はい、本や学びやmerkkiです。
「どうも。こちらラジオ番組○○をしている者です。よければ短い時間ですが、生放送でそちらのお店のことをお話ししてもらえないでしょうか?」
ありがとうございます。少しだけ考えたいので、またあとでお電話させていただきます。
う~~~~~~ん。
うれしい、こまった、どうしよう。。
ん~~~~
ん~~
ん~。
プルルルル…
もしもし。先ほどのお話なんですか、とてもありがたい話だったんですが、ご遠慮させていただけますでしょうか。短い時間だと話せる自信もないので。。
「わかりました。お電話ありがとうございました。」
はぁ~。
やっぱり短い時間でいろんな想いのつまったお店を話すのは自信がないし。。それにそこでたくさんの人に知ってもらえても、その後すべてに応えられる自信なんてないし。。
(スマホでもう一度、電話のあったラジオ番組をよく見ると)
全国ネットだ!!!!!???
・・・でも、やっぱり断ってよかったかな。
むりに目立つ必要はないしね。(まずは知ってもらわないと話にもならないけど・・・・)
あわてない
そんなこんなで、今現在。
ありがたいことに、地方の月刊誌が取材に来てくれたり。日々お店を訪れてくれる方もいる。今日なんて香川から来てくださった。
もちろん誰も来ない日だってある。
そりゃそうだ。
基本的にはSNSでしか発信していないし、大きく広告をだしているわけでもない。
それでも来てくれる方がいて。
本を手に取ってくれて。
それだけでも嬉しいことだと思う。
少しずつかもしれないし。
時間もかかるかもしれない。
それでも、誰かにとって。
自分と同じく、すくわれる場所になるのなら。
そう、願いながら。
今度はほんとに正式オープンに向け。
さらには、今後に向け。
細々と。でも長く。お店を続けられたらな、と思う。
最後に
最後までお付き合い、ありがとうございます。
いよいよ正式オープンを決め、それに向けていろいろと最終確認を行っています。もちろん聞かれて改めて考えることも多々ありますが。
それでも、「本や学びやmerkki(メルッキ)」として、改めてスタートすることが近づいてきています。
たぶんまた、落ち込みます。
たぶんどこかで、後悔します。
そして、またここにも書くと思います。
もしできるなら、これを読んでいるあなたにも会ってみたいです。
それでは。よければ、また。
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