日本文学の魅力をきいて
こんばんは。
今日は大学の学科主催の、「日本文学の魅力を語る会」に参加しました。
3年生の先輩方が、専門の時代や分野について生き生きと話してくださいました。
来週には卒論ガイダンスを控えていて、専門をどの時代にするか決めかねていたので、とてもいい機会でした。
「日本文学」と一言でくくっても、時代によって、更に同じ時代の中でも様々なジャンルに分かれます。
改めてたくさんのことを学べる学科だなと思いました。
どの時代の文学にも共通していることは、人が書いているということ!
先輩がおっしゃっていました。
言われてみれば当たり前なのですが、自分と同じ「人間」が作ったとは思えないくらい構成が緻密で面白くて引き込まれる物語がとても多くて、、。授業を受けていても古典作品を遠くに感じてしまうことがありました。
でも、約700年前に書かれた『風姿花伝』の「初心忘るべからず」や「離見」の教えが現代にも生きていたり、1000年前の『源氏物語』のストーリーに感情移入ができたり。
時を超えて、すでに亡くなった人の心に共感できるのって本当にすごいなって。
私は小さい頃から、自分以外の人間(他者)に強い興味を持っていました。
逆に言うと、自分に対してはこだわりがほとんどありませんでした。
まるで「他者主軸」のような。
SNSにハマったのはその延長なのかな、と自分では思っていたのですが、勉強をすることも他者を分かろうとする営みだなと感じました。
それぞれの時代の概略を知った後は、学生生活のアドバイスについての話もお聞きすることができました。
気の向くままに行動してみる、誘われたらとりあえず乗ってみる
やってみるまでどうなるか分からない!という状況は緊張しますが、新しい出会いがあったり、人間関係が広がったり。
今年は何かとオンラインでの活動がぐっと増え、ある意味チャンスも多かったなと思っています。最初は無意味に思えることでも、意外な発見があるかもしれないから、最初から切り捨ててしまうのはとても勿体ないです。
これからもこの姿勢は大切にしたいな。
合うものがあれば、もちろん合わないものもある。
それはやってみてから取捨選択すればいい!
偉そうに書きました。。自戒です。
他にも「楽単は?」「大変だった授業は?」「自分の専門外の授業はとってる?」「課題に行き詰った時は?」と質疑応答の時間もとても充実していました。
他学科の授業や語学など、皆さん色々な授業をとっていました!
私も来年は被服学科の授業をとってみたいし、教養では美術や哲学にも触れたいな~😊と今から楽しみです!
他の分野を履修しても、「他の授業でこれやった!!」と日本文学と結びつきがあるのは嬉しくてテンションが上がります。
私も食わず嫌いせずにたくさん試したいです。
今日、一番印象的だったのは、発表していた先輩方が楽しそうにお話していたことです。
大学での学びを心から楽しんでいることが伝わってきて、お話を聞いていただけだったのにワクワクした気持ちになりました!
来年、私も専門分野について愛を持って語れる3年生になりたいです。
それでは。
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