中3女子だった頃の#忘れられない恋物語
こんにちは(」・ω・)
おかゆです。
#忘れられない恋物語
ということで、恋多き乙女だった私の、学生時代の恋物語を聞いてください…。
私が中学3年生だった頃の話です。
私が通っていた学区には、放課後地域の方が勉強を教えてくれる場所(チャレスク)がありました。
当時受験生だった私。頭は良くなかったので、かなり焦りながらそこに通う日々でした。(塾には行っていませんでした)
当時の大苦手科目は、そう、数学。
授業でついていけなくなってから、ハテナが積み重なって分からないことだらけだった数学。
それを、チャレスクで教えてもらっていました。
その時に、とても丁寧に、優しく教えてくれたのが、後の私の大恋愛の相手、大学生のMさんです。
Mさんは数学が得意だそうで、私が行くと毎回教えてくれていました。
「前回のところ、分かった?」
「テストはどうだった?」
私が頭を抱えると、Mさんは笑って
「どこが分からないんだい、お兄さんに教えてみなさい(笑)」
と茶化しながらも勉強を教えてくれていました。
そんな姿に惹かれたんだと思います。
気づけば目で追って、近くに来るとドキドキして、チャレスクに行く前「今日はMさんいるかなぁ」と考えていました。
完全に、恋をしていました。
それからというもの、Mさんに数学を教えて貰いたくてチャレスクに通い、Mさんに褒めてもらいたくて数学の勉強を頑張りました。
少々不純な目的ではあるものの、テストの数学の点数はうなぎ登りでした。
恋の力ってすごいですよね、あんなに嫌いだった数学が、いつの間にか苦ではなくなっていたんです。
Mさんはいつも優しい言葉をかけてくれて、
私が焦っている時には
「まぁ、まったりまったり」
受験まであと半年しかないのに目標に全然届かなくてどうしようってなっていた時も
「前向きに考えればあと6ヶ月もあるから。
6ヶ月もあれば簡単に変われるよ。」
と言ってくれました。
中3の私には、Mさんの言葉は魔法のように心に熔けていつの間にか心が前向きになる、そんな言葉ばかりでした。本当に嬉しくて、ますます好きが募るばかり。
そうこうしているうちに受験が無事に終わり、
迎えたチャレスク最終日。
私はどうにかしてMさんの連絡先を知りたくて、同じくチャレスクで勉強を教えていた大学生Sさんにある相談をしました。
帰る時に、偶然を装ってMさんの帰り道で待ち伏せ(笑)
そして私を見つけたSさんが声をかけて一緒に帰る、その時に連絡先を聞こう!
というものでした。
待っている時、私は心臓がバクバクで、今にも飛び出しそうになるのを必死に押えていました。(笑)そして無事に(?)偶然を装って合流することが出来ました。
真冬なのに全然寒くなくて、Mさんに「寒くない?大丈夫?俺の上着着る??」なんて言われながら帰ったのを今でも覚えています、(笑)
あの時、「全然寒くないです」って言ったけど、嘘ついて寒いって言って、上着着ればよかったなぁなんて思ったりもしました( ^ω^ ) '` '` '`...
私はMさんに「勉強教えてくれてありがとうございました」と言って、感謝の気持ちのボールペンを渡し、そして「受験の結果を教えたいから、連絡先を教えてください」と伝えました。
もう心臓が飛び出るかと思って。
胸を押えながら聞きまして、無事にMさんの連絡先を教えてもらい、ウッキウキで家に帰り、そこからLINEでのやり取りが始まります。
(合格の知らせも無事に出来ました)
LINEでのやり取りは私が専門学校に入るまで続き、高校生の時には、文化祭に来てもらったこともありました。いい思い出です。
私は専門学校生になってもMさんに「好き」と言えなくて、何度か会っても世間話をして帰るだけ。
ヤキモキしてる間に、他に好きな人が出来て、長い長い8年間の恋が終わる…はずでしたが、
そう簡単には終わらせられず、、。
でもこのままでは良くない!!
半ば強引に終わらせることにしたのです。
最後に、Mさんに会いに行きました。
8年前と変わらない笑顔のMさんと、他愛もない話をして、駄菓子屋さんに連れて行ってもらって(笑)最後に、やっっと伝えたんです。
「私、Mさんのことずっと好きだったんですよ」
気づいてましたか?と聞くと
「…ごめん俺そういうの疎くて、ぜんっぜん気づかなかったわ…(笑)」
と一言。
気づいてなかった!Σ(゚д゚;)
私めちゃめちゃ態度に出てたのに…。
まぁそんなことは置いておいて。
私は、非常に勝手だと思いながらも、Mさんにこう伝えました。
「ずっと好きだったけど、なかなか忘れられなくて。だから最後に会うことにしました。会って、話して、過去の恋愛をちゃんと精算しようと思って。
それで、今日でMさんの連絡先消そうと思って。」
と。
勝手だと怒ってもいいくらい勝手だったのにMさんはにこやかに
「うん、(連絡先消しても)いいよ」
と言ってくれました。そして、
「○○さん(私の名前)は、今でも本当に良い妹みたいな存在だと思ってるよ」
と言ってくれたのです。
どこまで優しい人なんだ…。
私の勝手な非常識な行動を咎めもせず、いいよと言ってくださり、そして良い妹ということで完全に脈はなかったよと言ってくれたのです。
この一言、どれだけ救われたか…。
ちゃんとさよならできてよかった。
そう思いました。
忘れられないけど、ちゃんと精算出来たなって思ってます。今では、Mさんとの恋物語は、青春の1ページとして懐かしく眺めています。
長くなりましたが(本当に長い)
私の#忘れられない恋物語でした。
読みづらかっただろうに、ここまで読んでくださり、本当に本当にありがとうございました。
感謝です。
そして皆さん、Mさんに会った際には言っておいてください。
「おかゆさんが、あの時は本当に申し訳ないことをした」って言ってたよ
って。(笑)
それでは、おやすみなさい。
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