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妹が「鬱」と診断されました。⑧

【姉であるわたしのこと】

現在社会人7年目。妹とは4個違い。
姉が勉強できて、妹が運動できるとしたら、私は半々!
(と思っているけど、お勉強は苦手。嫌いじゃないのに。笑)
そんな3姉妹の次女です。

興味が多いので小学校の習い事スケジュールが過密だったように
何でも自分でやってみたい!見てみたい!行ってみたい!タイプ。
人に対してもとりあえず直接話してみたいし、
どんな考えの人なのか知りたいので積極的に話しかける方。
人見知りはしない。空気は読む努力を。
昔から正義感が強くて偏見とか、SNSにいる「アンチ」はとても嫌い。
社会人として気をつけていることは
「出しゃばらない」「自分の機嫌は自分でとる」
また、家族は私をサイコパスだと思っている節がある。笑


そんなで仕事や自身のタスクは割と楽しんでやれるタイプの私にも

ん?ちょっとやばいかも。。。

と思った出来事がありました。
それは新卒で入社した会社で働いて3年目のことでした。

就職は3社目で内定をもらい、希望とする部署に配属。
将来のやりたいことに近い仕事だと思ったし、
その部署が人手が足りず少し大変そうで力になりたいと思ったことと、
少数精鋭のチーム編成が個人的に合っていると思ったことが希望した理由。(ちょっと大変そうな選択肢を面白そうと思ってしまうところがある。笑)

予想以上に配属後は大変だった。
チームのリーダーはすでに精神的に滅入っていて、仕事に来たり来なかったり。
直属の部下(私たちのトレーナーにあたる)がどうにか支えている状態で、
先輩、よくやってるなぁ、、と思ったのもつかの間。
3か月後に私辞めるんだ、と告げられた。笑

新卒入社からの3か月なんてあっという間で、きほんのきを学んだぐらいで
その先輩は会社から去っていった。

ここからというもの、リーダーもこんな状態なので、
新卒同期の相棒2人と手探りでの仕事習得の日々でした。
お客様はじめ、取引先や他部署からあれはどうなっているんだ、
これはどうなっているんだとどんどん問い合わせが来る。
そのたびに謝罪しながら。
おかげさまで仕事はどんどんできるようになっていった。
もちろん、上司からの評価は高く、決して楽ではないけど、
なかなかやりがいがあった。

チームとしての体制が整ってきた頃、コロナ渦に突入。
その時には新卒同期の相棒2人は辞めてしまっていた。
うち一人の同期とは励まし合いながら協力しながら
ここまで進めてきた信頼関係があったので
今思えばこの同期が辞めたことをきっかけに私の業務負担がどっと増え、
ストレスが大きくかかっていたのだと思う。
人員の補填があったのだけど、その子とどうも合わない。
というか、その子のミスやフォローができるほど私自身に余裕がなかった。

ある日突然、辞めようかな。そう思った。

上司との面談を設定してもらい、何度か話しを聞いてもらいながら、
どうするか考えた。
そんなときに隣の部署の女上司が私にどうってことない爆弾を投げてきた。
別に今始まったことじゃない。
こんなチーム体制で社内ではちょっと目立っちゃってるし、
大したことないのにすごいねなんて褒めてもらっちゃってる
年の若い私たちのことがただただ気に食わないそれだけのことだ。
でもその時の私にはそれがこの会社を辞める決定打になった。

その日は出勤してから退勤するまでなぜか涙が止まらなかった。
ある程度時間がたてば止まる涙がその日はずっと止まらず、
ずーっと泣いていた。

、、、辞めよう。

私たちの業種の大繁忙期はクリスマスからお正月にかけての年末年始。
12月15日という嘘だろ?正気なのか???という
クリスマス目前のタイミングで私は最終出勤を迎えました。
一応、円満退社です。笑

こんな紆余曲折あった話を1ミリも家族にせず、
ただ会社を辞めることにしたと伝えた私のことを
ばかじゃないのか?と思う両親の気持ちはよくわかる。
この頃はまだコロナの渦中だ。
アタオカ(アタマオカシイ奴)だと思われても仕方がない。
次の就職先さえ見つかれば文句ないだろうと腹をくくり、
最終出勤日の翌日、私は晴れてクリスマスのディズニーシーに
出かけるのでした。(楽しかったです!)

おわり

というように、私のこれまでにもこんな出来事がありました。
妹の病気と近しいものなのか、そうでないのかよくわかりませんが。

世の中、どうしようもないことってたくさんあると思います。
気持ちだけじゃどうにもならないこと。
そういうどうにもできないことが存在することをまず理解し、
そうなんだ、と受け入れる。その為には経験が必要で、
この経験の幅が広ければ広いほど、
生きやすかったりするんじゃないのかな?と思います。

珍しく私自身の話をしてみました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。






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