昔のドラマを見ながら
この頃、TVerってアプリで昔のドラマを見ている。
「渡る世間は鬼ばかり」を楽しみにみているのだが、若い頃に見た時と感想が変わった。
30数年間、2世帯住宅で同居していた私にとっては、ラーメン屋幸楽のさつき(泉ピン子)の気持ちはよく分かる。
でも、姑や小姑が言ってるのも、なんとなく分かるような気がしてきた。
私も今では、息子が結婚して姑の立場だ。
娘は未婚なのだが、岡倉家の両親の気持ちも理解できるようになった。
皆んな、それぞれに気を使っているのだ。
でも、年代の違いで、若い人たちとは、価値観や夫婦像は異なる。「良かれ」は、間違っている事も多々ある。
姑だって、気を使い、空回りして大変なのだ。と思うようになった。
でも「愛情」は、その時は、鬱陶しがられても、いなくなった時には、懐かしく思い出してもらえるのかもしれない。亡くなった義母を懐かしく思う事はよくある。
TV好きで「テレビっ子」だった私の密かな楽しみのひとつになった。
便利な時代に感謝している。