作品紹介 ゲームシナリオ

ゲームシナリオ(美少女ゲーム)

授業で書いたプロットを一部抜粋したものになります。制作時間は3日くらいかと思います。

ゲームシナリオプロット(抜粋)

今度の休みに遊びに行く事を約束しているA、B、C、D。4人は同じ部活の友人。とある放課後、一人集合時間より早く部室に来たA。調べものをしていると、、そこにB、C、Dがやってくる……という部分。

Aは前向きな子、Bは真面目な子、Cは天真爛漫な子、Dはお姉さん的な子として書いてます。

//背景:秋、学校₋ロボット研究部の部室・昼

 

//SE:ガチャリ、バタン(ドアが開いて閉じる音)

【A】

「やっぱり誰も来てないか……。

今日の放課後、委員会だって言ってたもんね」

 

【A】

「まさか私以外のみんな、委員会に入るなんて。

私も何か入れば良かった」

 

【A】

「うーん、みんなが来ないと部活始められないし。

何して持とうかな……。あ、そうだ!」

 

//フェードアウト(時間経過)

//SE:トゥン、トゥン(スマホをスワイプする音)

【A】

「う~ん……」

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//SE:ガチャリ、バタン(ドアが開いて閉じる音)

【C】

「わあっ!!」

 

【A】

「え! どうしたの?」

 

【C】

「ごめん! 予想以上に大きな声出ちゃった」

 

//SE:ガチャリ、バタン(ドアが開いて閉じる音)

//BとDの立ち絵。

【B】

「何かすごい声が聞こえたんだけど?」

 

【D】

「廊下の端から端まで響きそうな

声量でしたね」

 

【C】

「ごめん! Aが凄い顔でスマホ見てたから

ビックリしちゃって」

 

【A】

「え、そんな驚くような顔してた?」

 

ゲームシナリオプロット(続きの抜粋)

調べるが、どこも過去にみんなで出掛けた事ある場所に似ていた。あーでもない、こーでもないと候補先を出す。

【A】

「それが……、検索でヒットするのは

今まで行った所に似てる場所ばっかりでさ。ほら」

 

【D】

「ふむ、確かに変わり映えのないスポットですね」

 

【B】

「本当だ。

それでも良いんじゃないの?」

【A】

「そうだけど……。

せっかくだし新しい場所、開拓したくない?」

 

【C】

「確かに! ロボット甲子園終わるまで

今度いつ休めるか分からないもんね!

ぱーっと遊びたい!」

 

【D】

「新たな発想が生まれるかもしれませんし、

新しい場所も良いでしょう」

 

【B】

「そうだね。みんなで調べれば

すぐに見つかりそうだし」

 

【C】

「そうと決まれば、探そう!」

 

//フェードアウト(数分後)

 

【C】

「ここはどう?

未知の経験、間違いなし!」

 

【D】

「バンジージャンプ……!

私、高いところはちょっと……」

 

【B】

「バンジージャンプか。

ちょっと恐いな」

 

【C】

「そっかぁ……」

 

【B】

「今まで海は行ったけど、川はまだだよね?

ここでボート漕ぐのはどう?」

 

【D】

「綺麗な川ですね。滝も綺麗です。

あら、夏季限定ですね」

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【B】

「え!……本当だ。

もう秋だもんなぁ」

 

【D】

「ここなんてどうですか?

美しい景色のプロジェクションマッピング

が見ものですって」

 

【B】

「えーっと、営業時間も大丈夫。

あ、しかも休憩スペースが充実してる」

 

【D】

「でしたら、ここで決まりですかね」

 

【C】

「場所は……わぁ、長旅だ!」

 

【B】

「あ、本当だ。電車で1時間、往復2千円……。

でも、入場料が高くなければ……って3千円?!」

 

【D】

「あら、何か問題でも?」

 

【B】

「行って入って5千円……。

私の1か月のお小遣い……」

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ゲームシナリオプロット(続きの抜粋)

楽器や音楽機材オタクのAは、とある音楽メーカーの機材ミュージアムの記事を見つけて、驚く。目を輝かせるAに、3人は行こう! と言う。Aが楽しいなら、自分達も楽しい。にこにこ笑う3人に、Aは感動し、ミュージアムで解説を誓っておしまい。

【A】

「あー!!」

 

【B】【C】

「わっっっ!!!」

 

【D】

「Aさん、あられもない声をあげてどうしたのです?

 そのサイトは……楽器?」

 

【A】

「あっ、ごめん。

好きなものだったから」

 

【B】

「そう言えば、Aって音楽機材とか好きって、

前に言ってたっけ」

 

// Aを2回跳びはねさせて下さい。

【A】

「そうなの! よく覚えてたね!!

このメーカー、音楽機材で有名なの。

最近は、デザインにも力入れてて」

 

【A】

「ほら、このスピーカーはステンドグラス

みたいなモチーフで、綺麗でしょ?」

 

【A】

「それなのに、性能は他の音楽メーカーに

引けを取らない重量感があるんだよ」

 

// Aの立ち絵を少し大きくして下さい。

【A】

「あと、これは昔から同じデザイン

を貫いてる伝統的なオーディオなんだけど、

新作出すたびにコンパクトになっていってるんだ」

 

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【A】

「しかも、今ミュージーアムで

展示会してるっんだって!」

 

//Aの立ち絵のサイズを戻して下さい。

【A】

「……て、私ばっかり喋っちゃった。

あはは、恥ずかしい」

 

【C】

「……すっっっごく、いいね!

行ってみたくなったよ!!」

 

【D】

「サイトを見る限り、

見たことのない楽器が多いようですし、

面白そうですね」

 

【A】

「でも、私の趣味に付き合わせるのは悪いよ」

 

【C】

「そんなことないよ!

Aが楽しいなら、私だって楽しいもん」


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【B】

「じゃあ、Aが楽器とか機材の解説をしてくれたら、

私達も分かるし、楽しくなるんじゃない?」

 

【D】

「それは名案ですね。

Aさんが楽しそうに話すのは

見ていて嬉しくなります」

 

【A】

「本当に……?

私の説明なんかで楽しいかな?」

 

【B】

「みんなAの話を知りたいんだよ。

それに、機械いじってる部活として

少し勉強になりそうだし」

 

【A】

「私、本当はすごく行ってみたかったんだ……!

全力で解説するよ!

ありがとう! みんな!!」

(完)

少しプロットと内容がちがうようなところもあると思いますが、臨機応変に書いてみました。

文章と絵は自作です。プロット内容の記載に問題が生じた場合は、内容の変更、または削除させて頂くかもしれません。

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