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命に優劣はない【音声と文章】
山田ゆり
00:00 | 00:00
※音声と文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
命に優劣はない
ということをお伝えいたします。
「お母さんじゃなくて良かったね」って言ったあの人は絶対許せない!
二女が珍しく強い口調で言った。
これからは夫が急逝した頃の二女の世界である。
****ここから*********
お父さんが急に亡くなった。
取り立てて体の悪い人ではなかったのに。
都会で働く私はすぐに帰省した。
遺族の悲しむ暇もなく葬儀が執り行われた。
そんな時、親戚のAさんが私たちに向かって言った言葉が
「お母さんじゃなくて良かったね」だった。
亡くなったのがお母さんじゃなくてお父さんだったから、
まだ良かったね
そういうつもりだったのだろうが
私はその言葉に内心激怒した。
どうして?!
お母さんよりお父さんの命が軽いとでもいうの?!
たぶん、子どもはお父さんよりもお母さんが好きだから
という思いもあったのかもしれない。
でも、やっぱり、
私はその言葉を発したAさんは許せなかった。
私はお父さんもお母さんも
どっちも大好きだ。
お父さんの命を軽んじた発言をしたAさんを
私は絶対許さない。
****ここまで*********
二女は小さい頃、本当に夫に顔がそっくりだった。
夫の顔をそのまま幼くしたような顔で
二人が並んで歩いていると
思わず笑ってしまうほど似ていた。
そして、二女はお父さんが大好きだった。
子ども達がまだ小さい頃、
むすめ達を寝かしつけるのは夫の役目で
大きな夫に片手ですくい上げられ
二女は嬉しそうに抱っこされながら
「ばってって~」って
私たちに手を振っていたあの頃を思い出す。
「おやすみなさい」のつもりなのか
いつも「ばってって~」って言っていた。
この言葉は我が家で語り継がれている
今でも解明できない赤ちゃん語のひとつである。
二女は本当にお父さんが大好きだった。
お父さんが運転する車に乗って
ドライブするのが大好きで
それは学生になっても
大人になって都会で働き
時々帰省してきた時も
いつもお父さんの運転する車の助手席に乗っていた。
あの、私のnote『最後の家族ドライブ』の中の二女。
私と二女が霊柩車に乗り
その車の後について行くカタチで
長女が運転する車がいて、その助手席に三女が乗っていた。
夫の棺が乗っている霊柩車と長女の車。
その2台が火葬場に向かうまでの
数十分間をお伝えしているnoteである。
※こちらです
https://note.com/tukuda/n/n33891a194ed8
嬉しいことがあった時やちょっと落ち込んだ時
夫は大音量にしてレコードを聴く人だった。
いくらお隣との距離があるとはいえ
家から漏れる大音量は、
中学生男子かってツッコミを入れたくなるほどだった。
夫が好んで聴いていたのはビートルズやABBAなどの洋楽。
二女は自分のiPhoneに夫が良く聴いていた曲を入れておいてくれ
火葬場までのひと時
その曲を聴きながら霊柩車は火葬場に向かった。
夫の身体がまだあった最後の家族5人のドライブである。
このエピソードをお聴きしたあなたなら
二女がどれだけお父さんを慕っていたかがお分かりだろう。
それなのに、
「(亡くなったのが)お母さんじゃなくて良かったね」と
言われた二女の気持ちを思うと
なんと心無い言葉だと思う。
亡くなったのがお父さんであっても
お母さんであっても
ひとの命に優劣はない。
その二女の言葉。
その通りだと思う。
今回は
命に優劣はない
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ kindle出版しました! ◆◆
【わたしだけじゃないんだ】
突然、アルツハイマー型認知症になった同居の実母を介護した、
子育てOLの10年と10日の記録
https://amzn.to/3exJcNx
※amazonアンリミテッドをお考えの方はこちらからどうぞ。
https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/signup?tag=yuri53yuri-22
◆◆ インタビューを受けました ◆◆
https://www.youtube.com/watch?v=jEq5g0xZ6RY&t=134s
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http://yuuki2.com/l/u/Z4bGUPjaVPxU6Dk5
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ランディングページもありません。
日々のちょっとした気づきを
発信しています。
◆◆ note有料マガジン ◆◆
【自分のための人生】
https://note.com/tukuda/m/m5b66808db98c
『読むとほっこりする』
『胸にじーんと来ました』
などの感想をいただいています。
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
命に優劣はない
ということをお伝えいたします。
「お母さんじゃなくて良かったね」って言ったあの人は絶対許せない!
二女が珍しく強い口調で言った。
これからは夫が急逝した頃の二女の世界である。
****ここから*********
お父さんが急に亡くなった。
取り立てて体の悪い人ではなかったのに。
都会で働く私はすぐに帰省した。
遺族の悲しむ暇もなく葬儀が執り行われた。
そんな時、親戚のAさんが私たちに向かって言った言葉が
「お母さんじゃなくて良かったね」だった。
亡くなったのがお母さんじゃなくてお父さんだったから、
まだ良かったね
そういうつもりだったのだろうが
私はその言葉に内心激怒した。
どうして?!
お母さんよりお父さんの命が軽いとでもいうの?!
たぶん、子どもはお父さんよりもお母さんが好きだから
という思いもあったのかもしれない。
でも、やっぱり、
私はその言葉を発したAさんは許せなかった。
私はお父さんもお母さんも
どっちも大好きだ。
お父さんの命を軽んじた発言をしたAさんを
私は絶対許さない。
****ここまで*********
二女は小さい頃、本当に夫に顔がそっくりだった。
夫の顔をそのまま幼くしたような顔で
二人が並んで歩いていると
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そして、二女はお父さんが大好きだった。
子ども達がまだ小さい頃、
むすめ達を寝かしつけるのは夫の役目で
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二女は嬉しそうに抱っこされながら
「ばってって~」って
私たちに手を振っていたあの頃を思い出す。
「おやすみなさい」のつもりなのか
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夫が好んで聴いていたのはビートルズやABBAなどの洋楽。
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火葬場までのひと時
その曲を聴きながら霊柩車は火葬場に向かった。
夫の身体がまだあった最後の家族5人のドライブである。
このエピソードをお聴きしたあなたなら
二女がどれだけお父さんを慕っていたかがお分かりだろう。
それなのに、
「(亡くなったのが)お母さんじゃなくて良かったね」と
言われた二女の気持ちを思うと
なんと心無い言葉だと思う。
亡くなったのがお父さんであっても
お母さんであっても
ひとの命に優劣はない。
その二女の言葉。
その通りだと思う。
今回は
命に優劣はない
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
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山田ゆりでした。
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