※こちらは音声と文章、どちらでも楽しめます。

おはようございます。
山田ゆりです。


今回は
客間は家の奥でなくてもいいかもしれない
ということをお伝えいたします。


旧宅の仏間は家の奥にある。
それは親戚のお宅がほとんどそうだから。
みんながくつろいでいる居間を通り
台所の様子も見られながら仏間にたどり着く。

12畳の居間には
煙突がついた大型のストーブがあった。

天井には洗濯物を干す棒を父が取り付けてくれた。
だから洗濯ものがすぐに乾き便利だったから
居間の窓側にはいつも洗濯物がぶら下がっていた。

そういうことで、突然のお客様に
その洗濯物を見られるのが私はとても恥ずかしかった。

6畳の仏間の隣には、
襖を隔てて普段誰も使わない10畳の和室があった。

何も使わない和室は、いつも物置のような使い方をしていた。
娘たちが小さかった頃は
子ども達の服を入れた引出しをたくさん置いてあった。

その後、母がアルツハイマー型認知症になり
二階から下へと母の部屋が移った。

母のお世話をする関係で
私のPCなどもその部屋に置くようになった。
私は部屋の奥に机を置き、
部屋の入り口から隣の居間が見える位置でPCを打っていた。


あの頃から、もしも家を建て直すなら
居間には洗濯ものを干したくない。
できればお客様から見えないところに干したいと思っていた。

また、客間として使う仏間は
出来れば玄関からすぐの場所にしたいと思った。



そしてその願いは叶った。
新居は脱衣所に洗濯機があり
洗濯ものを干す場所が十分ある。

また、玄関からすぐのところに仏間を作っていただいた。
だから、不意なお客様でも慌てない。

少し長話になりそうな時は
客間を兼ねている仏間にお通ししている。

玄関からすぐの客間は来訪者に失礼にあたるかと懸念していたが
とても便利だと感じている。

家は、普段使っている家族が
一番くつろげる場所であればいいと思う。




今回は
客間は家の奥でなくてもいいかもしれない
ということをお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。　

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。



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