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怖いのではなく、心配なのだ【音声と文章】
山田ゆり
00:00 | 00:00
※音声と文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
怖いのではなく、心配なのだ
ということをお伝えいたします。
朝、下に降りてきて、PCの電源を入れる。
PCが立ち上がるまで時間があるから
隣の仏間の襖を開けて仏壇の前に座り鉦を3つ叩く。
4つの位牌を一瞬見て目をつむり合掌。
亡くなった順番でいくと、弟、父、独り身の伯母、母、夫。
我が家には5人の位牌がある。
(両親は一つに連名だから位牌は4個)
母の一周忌が終わった半年後に夫が急逝した。
まさしく晴天の霹靂だった。
それまで平和で静かに繰り広げられていたドラマは急展開した。
「なに?どういうこと?うっそー!」
千と千尋の神隠しの冒頭のように自分の意思とは無関係に
どんどん新しいことが起きていった。
大きな渦巻きが起こり、それに巻き込まれて行きそうだった。
でも、偶然つかんだ何かを必死に握りしめて
何とか巻き込まれずにここまで来た。
まだ現状を受け入れられないでいた4~5か月後に、
昨今の感染症が広まった。
夫の死は激動の時代の予告だったのかも知れない。
近いうちに私は3回目の予防接種がある。
予防接種は強制ではない。
しかし、する方が圧倒的に多い状況で、
しないことを私は選択できない。
「皆がやっているから」
「やらないと世間体が悪いから」
「やっておいた方がいろんな面で有利だから」
断る理由を見つけられず
私は3回目を受ける。
でも、いくつかの反対派の意見を読むと不安が増幅する。
「副反応が出たのは稀なケースで、自分には当てはまらないかも。」
「でも、本当にこのままの流れで予防接種を受けていいのだろうか。」
私は、接種後数日間が怖いのではなく
将来が心配なのだ。
勤務先は、全従業員が健康管理部の管轄のもと、
3回目の接種がスケジュール化している。
予防接種は勿論、強制ではない。
しかし、99%の人は、当たり前のこととして接種をする。
そして、「今回は前回よりも副反応が軽かった。」という意見の方が周りには多い。
高熱もそれほどなく翌日平気で仕事をされた方もいらっしゃる。
皆さん、接種後の数日間の状況で話が盛り上がっている。
私は、その数日間もそうだが、数年後の状態が心配なのだ。
私は60代だからいいが、若い方が数年後、
どのようになるのかが心配なのだ。
接種後の「高熱が出た」とか「だるかった」とか、そういうことではなく
将来、「子どもが欲しい」と思った時にそれが当たり前に実現するのか
そういう事が心配なのだ。
勿論、ある程度の年齢になった私が床に伏したら
それはそれで家族に心配や迷惑をかけることになる。
それも心配なのだが、
それよりも将来のある若い方のことが心配なのだ。
分からないけれど選択しなければいけない。
分からないなりにも決断しなければいけない。
いつも手探りしながら前に進んでいるが、
今の選択は正しいのかそうでないのか。
その結論はすぐにはでない。
そして結論が出た時はすでに遅かったりする。
いくつかの記事を読んでは心配になる。
しかし、だからと言って、3回目を止める勇気もない。
結局は、「世間並みに」私は予防接種をする。
予防接種を受けないという選択も可能なのに
接種を選んだのだから、自分のせいである。
自分に責任がある。
と、自分を追い込んできてしかし、
よく考えてみるとそれもおかしい。
予防接種を選んだ自分に責任はあるが
それは、その予防接種が「正しい」ことが前提の話だ。
100%正しいとは言い切れないことに対して
自分が選んだから自分に責任があるというのは
「それは違う」と思う。
3回目が間近になった。
私は予定通りに3回目を受ける。
私は予防接種が怖いのではない。
将来が心配なのである。
今回は
怖いのではなく、心配なのだ
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ kindle出版しました! ◆◆
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【わたしだけじゃないんだ】
突然、アルツハイマー型認知症になった同居の実母を介護した、
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期間内に解約すれば無料で他の本も読めます。
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https://www.youtube.com/watch?v=jEq5g0xZ6RY&t=134s
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【自分のための人生】
https://note.com/tukuda/m/m5b66808db98c
『読むとほっこりする』
『胸にじーんと来ました』
などの感想をいただいています。
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
怖いのではなく、心配なのだ
ということをお伝えいたします。
朝、下に降りてきて、PCの電源を入れる。
PCが立ち上がるまで時間があるから
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4つの位牌を一瞬見て目をつむり合掌。
亡くなった順番でいくと、弟、父、独り身の伯母、母、夫。
我が家には5人の位牌がある。
(両親は一つに連名だから位牌は4個)
母の一周忌が終わった半年後に夫が急逝した。
まさしく晴天の霹靂だった。
それまで平和で静かに繰り広げられていたドラマは急展開した。
「なに?どういうこと?うっそー!」
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どんどん新しいことが起きていった。
大きな渦巻きが起こり、それに巻き込まれて行きそうだった。
でも、偶然つかんだ何かを必死に握りしめて
何とか巻き込まれずにここまで来た。
まだ現状を受け入れられないでいた4~5か月後に、
昨今の感染症が広まった。
夫の死は激動の時代の予告だったのかも知れない。
近いうちに私は3回目の予防接種がある。
予防接種は強制ではない。
しかし、する方が圧倒的に多い状況で、
しないことを私は選択できない。
「皆がやっているから」
「やらないと世間体が悪いから」
「やっておいた方がいろんな面で有利だから」
断る理由を見つけられず
私は3回目を受ける。
でも、いくつかの反対派の意見を読むと不安が増幅する。
「副反応が出たのは稀なケースで、自分には当てはまらないかも。」
「でも、本当にこのままの流れで予防接種を受けていいのだろうか。」
私は、接種後数日間が怖いのではなく
将来が心配なのだ。
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予防接種は勿論、強制ではない。
しかし、99%の人は、当たり前のこととして接種をする。
そして、「今回は前回よりも副反応が軽かった。」という意見の方が周りには多い。
高熱もそれほどなく翌日平気で仕事をされた方もいらっしゃる。
皆さん、接種後の数日間の状況で話が盛り上がっている。
私は、その数日間もそうだが、数年後の状態が心配なのだ。
私は60代だからいいが、若い方が数年後、
どのようになるのかが心配なのだ。
接種後の「高熱が出た」とか「だるかった」とか、そういうことではなく
将来、「子どもが欲しい」と思った時にそれが当たり前に実現するのか
そういう事が心配なのだ。
勿論、ある程度の年齢になった私が床に伏したら
それはそれで家族に心配や迷惑をかけることになる。
それも心配なのだが、
それよりも将来のある若い方のことが心配なのだ。
分からないけれど選択しなければいけない。
分からないなりにも決断しなければいけない。
いつも手探りしながら前に進んでいるが、
今の選択は正しいのかそうでないのか。
その結論はすぐにはでない。
そして結論が出た時はすでに遅かったりする。
いくつかの記事を読んでは心配になる。
しかし、だからと言って、3回目を止める勇気もない。
結局は、「世間並みに」私は予防接種をする。
予防接種を受けないという選択も可能なのに
接種を選んだのだから、自分のせいである。
自分に責任がある。
と、自分を追い込んできてしかし、
よく考えてみるとそれもおかしい。
予防接種を選んだ自分に責任はあるが
それは、その予防接種が「正しい」ことが前提の話だ。
100%正しいとは言い切れないことに対して
自分が選んだから自分に責任があるというのは
「それは違う」と思う。
3回目が間近になった。
私は予定通りに3回目を受ける。
私は予防接種が怖いのではない。
将来が心配なのである。
今回は
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ということをお伝えいたしました。
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ありがとうございました。
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