採用する側があぐらをかいていないか【音声と文章】
山田ゆり
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※音声・文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
採用する側があぐらをかいていないか
ということをお伝えいたします。
私は今の会社に落ち着くまで
何度も天職をしてきた。
ひと昔前の面接の時
「ご両親や兄弟のお仕事は?」
「会社名は?」
家族の事について聞かれることが一番多かった。
今は、それは就職差別につながる恐れがあるから
してはいけないこととされている。
厚生労働省の採用に関する
不適切な内容を知らせるリーフレットがある。
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/content/contents/000291625.pdf
私は今の会社で人事の仕事もしているため
このようなことに特に気を使うようにしている。
リーフレットからの抜粋
就職差別に繋がるおそれがある事項
≪本人に責任のない事項の質問≫
・本籍、出生地
・家族
・住宅状況
・生活環境、家庭環境
≪本来自由であるべき事項の質問≫
・宗教
・支持政党
・人生観、生活信条
・尊敬する人物
・思想 ・・・・
などと続く。
その中でも一番多いのが家族に関することだそうだ。
私もそう思う。
また、面接の時に聞かれなくても
入社後、家族構成やそれぞれの勤務先名や
各々の生年月日を書面に書くように言われるところもある。
採用される側の人間は
それが不適切なことだと知っているが
採用されたあとにそのような書類を求められたり
質問された場合、
拒否することは難しい。
採用する側は
自分の方が有利だから、
何でも情報を得て当たり前だと勘違いしている場合が多い。
あなたの会社では
聞いてはいけないことを
当然の権利と勘違いして聞いていないか。
◆私の勤務先の場合
面接官は事前に「聞いてはいけないこと」を念頭に入れて
質問事項を考えている。
採用側はこちらが有利だと勘違いして
あぐらをかいていてはいけない。
そして、採用が決まって
「〇月〇日、〇時に来て下さい」と
入社日の日時だけを伝える会社があるが
それは全くおかしい。
求人票には基本給や手当の金額が書かれているが
その人の金額がいくらかは分からない。
面接の時にそれをはっきり言うところは無い。
だから入社日前に、一度会社に来ていただき
雇用契約書などを提示して
これからのことを説明する必要がある。
◆私の勤務先の場合はこうである。
入社の際に必要なものの一覧
・労働条件通知書
・誓約書
・保証書
≪記入していただくもの≫
・片道の通勤距離
・給料の振込先
・血液型(製造業のため、ヘルメットに血液型を表示するため)
・マイナンバー(社会保険・雇用保険の手続きのため)
・扶養控除等申告書
≪提出していただくもの≫
・住民票記載事項証明書
・年金手帳
・雇用保険被保険者証
・前職がある方は、今年の源泉徴収票
≪持ってきて欲しいもの≫
・室内用の履物(スリッパ・サンダル等)
・マグカップ
・電卓・筆記用具
・昼食
・適宜:座布団・ひざ掛けなど
≪お渡しするもの≫
・年間休日カレンダー
我が社は採用が決定したら
入社日以前に会社に来ていただき
雇用契約の内容や
提出していただく書類などについて
ひと通り説明をする。
そして、疑問点があったら
その場でも、帰宅後でも聞いてほしいとお願いをしている。
面接の時に説明しただけでは
あまりにも漠然としているから
これらは必須だ。
大きな会社はこの点はしっかりしていると思うが
田舎の中小企業では
今でも入社日に初めて会社に行き
雇用契約書も発行してくれず
自分はいったい、基本給がいくらで
どんな手当てがいくらつくのか分からないところがある。
もちろん、会社に聞いてよいことだが
就職した人は立場が弱くてなかなか聞けない。
あなたの会社はどうか?
求人募集をする際
会社側の資質も問われていることを忘れないようにしたい。
今回は
採用する側があぐらをかいていないか
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ kindle出版しました! ◆◆
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【わたしだけじゃないんだ】
突然、アルツハイマー型認知症になった同居の実母を介護した、
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期間内に解約すれば無料で読めます。
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◆◆ note有料マガジン ◆◆
【自分のための人生】
https://note.com/tukuda/m/m5b66808db98c
『読むとほっこりする』
『胸にじーんと来ました』
などの感想をいただいています。
◆◆ アファメーション ◆◆
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私は愛されています
大きな愛で包まれています
失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
愛されています
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。゚+..。*゚+
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。゚+..。*゚+
大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。゚+..。*゚+
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
採用する側があぐらをかいていないか
ということをお伝えいたします。
私は今の会社に落ち着くまで
何度も天職をしてきた。
ひと昔前の面接の時
「ご両親や兄弟のお仕事は?」
「会社名は?」
家族の事について聞かれることが一番多かった。
今は、それは就職差別につながる恐れがあるから
してはいけないこととされている。
厚生労働省の採用に関する
不適切な内容を知らせるリーフレットがある。
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/content/contents/000291625.pdf
私は今の会社で人事の仕事もしているため
このようなことに特に気を使うようにしている。
リーフレットからの抜粋
就職差別に繋がるおそれがある事項
≪本人に責任のない事項の質問≫
・本籍、出生地
・家族
・住宅状況
・生活環境、家庭環境
≪本来自由であるべき事項の質問≫
・宗教
・支持政党
・人生観、生活信条
・尊敬する人物
・思想 ・・・・
などと続く。
その中でも一番多いのが家族に関することだそうだ。
私もそう思う。
また、面接の時に聞かれなくても
入社後、家族構成やそれぞれの勤務先名や
各々の生年月日を書面に書くように言われるところもある。
採用される側の人間は
それが不適切なことだと知っているが
採用されたあとにそのような書類を求められたり
質問された場合、
拒否することは難しい。
採用する側は
自分の方が有利だから、
何でも情報を得て当たり前だと勘違いしている場合が多い。
あなたの会社では
聞いてはいけないことを
当然の権利と勘違いして聞いていないか。
◆私の勤務先の場合
面接官は事前に「聞いてはいけないこと」を念頭に入れて
質問事項を考えている。
採用側はこちらが有利だと勘違いして
あぐらをかいていてはいけない。
そして、採用が決まって
「〇月〇日、〇時に来て下さい」と
入社日の日時だけを伝える会社があるが
それは全くおかしい。
求人票には基本給や手当の金額が書かれているが
その人の金額がいくらかは分からない。
面接の時にそれをはっきり言うところは無い。
だから入社日前に、一度会社に来ていただき
雇用契約書などを提示して
これからのことを説明する必要がある。
◆私の勤務先の場合はこうである。
入社の際に必要なものの一覧
・労働条件通知書
・誓約書
・保証書
≪記入していただくもの≫
・片道の通勤距離
・給料の振込先
・血液型(製造業のため、ヘルメットに血液型を表示するため)
・マイナンバー(社会保険・雇用保険の手続きのため)
・扶養控除等申告書
≪提出していただくもの≫
・住民票記載事項証明書
・年金手帳
・雇用保険被保険者証
・前職がある方は、今年の源泉徴収票
≪持ってきて欲しいもの≫
・室内用の履物(スリッパ・サンダル等)
・マグカップ
・電卓・筆記用具
・昼食
・適宜:座布団・ひざ掛けなど
≪お渡しするもの≫
・年間休日カレンダー
我が社は採用が決定したら
入社日以前に会社に来ていただき
雇用契約の内容や
提出していただく書類などについて
ひと通り説明をする。
そして、疑問点があったら
その場でも、帰宅後でも聞いてほしいとお願いをしている。
面接の時に説明しただけでは
あまりにも漠然としているから
これらは必須だ。
大きな会社はこの点はしっかりしていると思うが
田舎の中小企業では
今でも入社日に初めて会社に行き
雇用契約書も発行してくれず
自分はいったい、基本給がいくらで
どんな手当てがいくらつくのか分からないところがある。
もちろん、会社に聞いてよいことだが
就職した人は立場が弱くてなかなか聞けない。
あなたの会社はどうか?
求人募集をする際
会社側の資質も問われていることを忘れないようにしたい。
今回は
採用する側があぐらをかいていないか
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
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山田ゆりでした。
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突然、アルツハイマー型認知症になった同居の実母を介護した、
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『読むとほっこりする』
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◆◆ アファメーション ◆◆
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私は愛されています
大きな愛で包まれています
失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
愛されています
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大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
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