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花火と幼児の声とカエルの合唱【音声と文章】
山田ゆり
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※今回の音声は、田んぼのあぜ道で花火を見ていた時の音だけです。
終わりごろ、田んぼのカエルの合唱が大きくなったので録音をやめたのですが、あまりにもぶっきらぼうな切り方になってしまいました(≧◇≦)
※今回は、音声を聴きながら文章をお読みください。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
花火と幼児の声とカエルの合唱
ということをお伝えいたします。
「お母さん、私これから花火、見に行ってくるから!」
二女は着替えをして家を出ようとしていた。
その日、地元で大きな花火大会が行われる事を私は知っていた。
仕事を定時に終わらせて花火会場にいくことだって
しようとすればできたが
私はそんな気持ちは全くなかった。
「あっ、ちょっと待って。私もいく。」
残業から帰宅した私は
二女が作ってくれたカレーを
思いっきり口の中に頬張った。
「分った(笑)
お母さん、ゆっくり食べて。急がないから。」
二女が笑いながら応えた。
長女や三女にも声をかけたが
行かないと言われた。
私と次女は近所で花火を見るために
鍵と携帯電話だけ持って歩いて出かけた。
家から歩いて数分。
まわりに何もない田んぼのあぜ道。
そこは意外と花見のスポットだった。
ずっと遠くの花火が見られる場所だった。
そこには先客がいた。
お母さんと保育園児くらいの女の子がいた。
「うわぁ~!きれい~!」
女の子がお母さんの左足にしがみつきながら叫んでいた。
私たちは田んぼの道を山に向かって歩き出し、
少ししたところで止まって
ずっと立ちながら花火を観賞した。
ボーン!
ボーン!
小さく音がするが
遠くの建物で小さい花火は見えない。
それは仕方ない。
花火とその音には少しのずれがある。
ヒュ~~!
おたまじゃくしのように
長い尻尾をまっすぐにした小さい丸が空高く昇っていく。
これは大きいぞ。
ボオーン!
「ぅっわぁ~!きれっい~!」
女の子が歓声をあげる。
二女は私から離れたところで
花火を撮影していた。
数年間、都会暮らしをしていた二女は
今年の春、地元に戻ってきた。
二女は自然に対してとても興味を持っている人だ。
私はそんな娘を凄いと思っている。
1時間くらいで花火は終わった。
今年は久しぶりに数か所で、大きな花火大会がある。
わざわざ花火大会の会場に行かなくても
田んぼで見られる。
カエルの合唱がステージを盛り上げてくれる。
家までの帰り道。
二人並んで歩く。
「うわぁ~!星がいっぱい!」
二女が言う。
そうなの~?
私はいつもの空だから何とも思わない。
都会で狭い空しか見ていなかった二女は
360度展開されている空に感激している。
二女はこれまで何度も帰省し
その度に夜空の星の多さに感動していた。
二女は何事にも積極的に味わおうとする人だ。
「だって、せっかく凄い環境にいるんだから
感じないなんてもったいないじゃない。」
私はそんな二女を凄いと思う。
そうだよね。
味覚
聴覚
嗅覚
視覚
触覚
五感で今を受け止めよう。
無いものねだりをする前に
「今あるもの」に感謝する。
「ない」ことを探すのではなく
「今あるもの」を意識する。
過ぎ去った過去を悔やんだり
まだ来ない未来を憂いたりするのではなく
「今」を意識的に生きることが大事。
今回は
花火と幼児の声とカエルの合唱
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ kindle出版しました! ◆◆
https://amzn.to/3exJcNx
【わたしだけじゃないんだ】
突然、アルツハイマー型認知症になった同居の実母を介護した、
子育てOLの10年と10日の記録
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期間内に解約すれば無料で読めます。
https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/signup?tag=yuri53yuri-22
◆◆ インタビューを受けました ◆◆
https://www.youtube.com/watch?v=jEq5g0xZ6RY&t=134s
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【自分のための人生】
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『読むとほっこりする』
『胸にじーんと来ました』
などの感想をいただいています。
アファメーション
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。
私は愛されています
大きな愛で包まれています
失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
愛されています
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。゚+..。*゚+
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。゚+..。*゚+
大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。゚+..。*゚+
終わりごろ、田んぼのカエルの合唱が大きくなったので録音をやめたのですが、あまりにもぶっきらぼうな切り方になってしまいました(≧◇≦)
※今回は、音声を聴きながら文章をお読みください。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
花火と幼児の声とカエルの合唱
ということをお伝えいたします。
「お母さん、私これから花火、見に行ってくるから!」
二女は着替えをして家を出ようとしていた。
その日、地元で大きな花火大会が行われる事を私は知っていた。
仕事を定時に終わらせて花火会場にいくことだって
しようとすればできたが
私はそんな気持ちは全くなかった。
「あっ、ちょっと待って。私もいく。」
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思いっきり口の中に頬張った。
「分った(笑)
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1時間くらいで花火は終わった。
今年は久しぶりに数か所で、大きな花火大会がある。
わざわざ花火大会の会場に行かなくても
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カエルの合唱がステージを盛り上げてくれる。
家までの帰り道。
二人並んで歩く。
「うわぁ~!星がいっぱい!」
二女が言う。
そうなの~?
私はいつもの空だから何とも思わない。
都会で狭い空しか見ていなかった二女は
360度展開されている空に感激している。
二女はこれまで何度も帰省し
その度に夜空の星の多さに感動していた。
二女は何事にも積極的に味わおうとする人だ。
「だって、せっかく凄い環境にいるんだから
感じないなんてもったいないじゃない。」
私はそんな二女を凄いと思う。
そうだよね。
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触覚
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無いものねだりをする前に
「今あるもの」に感謝する。
「ない」ことを探すのではなく
「今あるもの」を意識する。
過ぎ去った過去を悔やんだり
まだ来ない未来を憂いたりするのではなく
「今」を意識的に生きることが大事。
今回は
花火と幼児の声とカエルの合唱
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
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